イラストレーター・VTuberのしぐれういさんがキャラクターデザインとキャラクターボイスを担当するトークボイスライブラリ「VoiSona Talk 雨衣(うい)」が、2026年9月14日に発売されました。
「VoiSona Talk 雨衣」は、日本語対応のトークボイスライブラリで、Normal、Happy、Angry、Sad、Sweetの5種類の感情スタイルを搭載しています。
さらに公式サイトでは、動画制作などに利用できる雨衣の立ち絵や表情差分も配布。キャラクターデザインとボイスをしぐれういさんが担当し、動画向けの立ち絵には坂本アヒルさんも参加しています。
一人のキャラクターに、デザイン、声、立ち絵、音声合成という複数のクリエイティブが重なっていく事例としても注目したいニュースです。
「VoiSona Talk 雨衣」が9月14日に発売
「VoiSona Talk 雨衣」は、音声合成ソフトウェア「VoiSona Talk」専用のトークボイスライブラリです。
テキストを入力することで、雨衣の声で自然な読み上げができ、アクセントや話速などの細かな調整にも対応しています。
搭載されている感情スタイルは、Normal、Happy、Angry、Sad、Sweetの5種類。用途や場面に合わせて、声の印象を切り替えながら使用できます。
すでに発売されている歌声合成ソフト「VoiSona 雨衣」と組み合わせることで、歌唱とトークの両方に雨衣の声を活用できます。
しぐれういがキャラクターデザインとボイスを担当
雨衣のキャラクターデザインとキャラクターボイスを担当しているのは、イラストレーター・VTuberのしぐれういさんです。
イラストレーター自身がキャラクターのビジュアルを設計し、そのキャラクターの声も担当するという点が、雨衣の大きな特徴のひとつです。
キャラクターの見た目と声が、同じクリエイターの感覚から作られていることで、ビジュアルと音声の印象が一体となったキャラクター表現につながっています。
しぐれういとは?イラストレーターとしてもVTuberとしても活動
しぐれういさんは、イラストレーターとして活動する一方、自身もVTuberとして配信や音楽活動を行っているクリエイターです。
キャラクターデザインやイラスト制作に加え、自身の配信・ライブ・グッズ・展示など幅広い活動を展開しています。
雨衣では、キャラクターデザインだけでなくキャラクターボイスも担当しており、イラストレーターとしての仕事と、声や配信に関わる活動の両方がひとつのキャラクターに結びついています。
坂本アヒルによる公式立ち絵・表情差分も配布
雨衣の公式サイトでは、動画制作などに利用できる立ち絵や表情差分イラストも配布されています。
その中には、坂本アヒルさんによるデフォルメ立ち絵も用意されています。
坂本アヒルさんは、春日部つむぎやずんだもんなど、VOICEVOX系キャラクターの動画向け立ち絵で知られるイラストレーターです。
表情やポーズの差分を組み合わせて使える立ち絵素材を多く手がけており、解説動画や実況動画など、キャラクターを会話させるコンテンツとの相性が高い作風でも知られています。
今回の雨衣でも、しぐれういさんが設計したキャラクターを、動画で使いやすい立ち絵として別のイラストレーターが展開する形になっています。
キャラクターデザインから「使われるイラスト」へ
今回の雨衣では、キャラクターデザイン、音声、立ち絵、表情差分がそれぞれ別の役割を持っています。
キャラクターデザインは「どんな人物なのか」を決める仕事ですが、実際に動画や配信で使われる段階では、立ち絵や差分、音声など別の素材が必要になります。
ひとつのキャラクターが作られたあと、用途に合わせて別のイラストや素材へ展開されていく流れは、VTuberや音声キャラクター、配信用キャラクターなどの制作でもよく見られます。
キャラクターデザインを依頼するときにも、「最終的にどのように使うのか」まで考えておくことで、必要な立ち絵や差分、Live2D用パーツなどが変わってきます。
「VoiSona Talk 雨衣」製品概要
- 発売日:2026年9月14日(月)
- 対応言語:日本語
- 感情スタイル:Normal/Happy/Angry/Sad/Sweet
- 通常パッケージ版:9,900円(税込)
- ダウンロード版:9,900円(税込)
- サブスク月間プラン:660円(税込)
- サブスク年間プラン:4,950円(税込)
数量限定スペシャル版も用意されていますが、販売時期は延期されています。
各プランの詳細や最新の販売状況については、雨衣公式サイトを確認してください。
複数のクリエイターでひとつのキャラクターを育てる
「VoiSona Talk 雨衣」は、音声ソフトの発売ニュースである一方、キャラクター制作の仕事がどのように広がっていくのかを見ることができる事例でもあります。
しぐれういさんによるキャラクターデザインとボイス、坂本アヒルさんによる動画向け立ち絵、そして音声合成技術。
ひとりのキャラクターが複数のクリエイターや技術によって別の用途へ展開されていくことで、ユーザー側も動画、配信、音楽などさまざまな形でキャラクターを使えるようになります。
キャラクターイラストや立ち絵の依頼を考えている人にとっても、「一枚描いて終わり」ではなく、その後どのような用途へ広げるのかを考える参考になりそうです。


