ふんわりカラフルな世界を描く|ミニキャラ・背景を手がけるラリアさんインタビュー

インタビュー

ふんわりとした色合いと、カラフルな画面づくりを特徴とするイラストレーター・ラリアさん。

二次創作のほか、SKIMAを通してVTuber・ライバー向けの立ち絵やミニキャライラスト、背景など、幅広い制作を手がけています。

今回は、イラストを描き始めたきっかけから、等身イラストとミニキャラの描き分け、背景づくりへのこだわり、二人展での経験、依頼制作の流れまで詳しく伺いました。

ラリアさんの作品や依頼情報をまとめて確認したい方は、ラリアさんのプロフィールページをご覧ください。

VTuber・ライバー向けの立ち絵やミニキャラ、背景を制作

――現在、どのようなイラスト制作を中心に活動されていますか?

現在は二次創作のほか、SKIMAを通してVTuber様・ライバー様向けの立ち絵やミニキャライラスト、背景などのご依頼を承っています。

「依頼したい!」の一言から、本格的に依頼制作へ

――イラストを描き始めたきっかけと、依頼を受けるようになるまでの経緯を教えてください。

物心ついた頃からイラストを描いていました。

本格的に依頼を受けるようになったきっかけは、とあるライバーさんの配信で「依頼したい!」という一言をいただいたことです。

そこから、本格的に依頼制作を始めました。

ぼかしとカラフルな色合い。小物を詰め込んだ背景も特徴

――ご自身では、現在の作風やイラストの特徴をどのように捉えていますか?

ぼかしを取り入れた、ふんわりとしたカラフルな仕上がりが特徴だと思っています。

背景では、装飾や小物をぎゅっと詰め込むのが好きです。

その中でも、衣装の装飾や背景に配置する小物などの色合いのバランス、背景の奥行き、小物の大小による視線誘導を意識しながら描いています。

ラリアさんが手がけたヘッダーイラスト

ラリアさんが手がけた背景のイラスト

ミニキャラと背景の表現を広げてくれた、思い入れのある一枚

――これまでに制作した作品の中で、特に思い入れのあるものを教えてください。

初めて二頭身のミニキャラと背景を描き始めた、ヘッダーイラストです。

ライバー活動をしていたときに、練習しながら描いた作品でした。

この作品を通して、ミニキャラと背景を組み合わせても不自然にならないと感じられたことがきっかけになり、その後のミニキャライラストの表現の幅が広がりました。

ラリアさんが手がけたヘッダーイラスト

等身とミニキャラでは「主線」の描き方を変える

――等身イラストとミニキャライラストでは、制作するときに意識することに違いはありますか?

特に意識しているのは、主線(中心となる線や、イラスト・漫画における人や物の輪郭線のこと)の描き方です。

等身イラストでは、線に大小や強弱をつけています。

一方、ミニキャラでは線の太さをほぼ均一にして、キャラクターの外側にあたる線画だけを太めに描いています。

ラリアさんが手がけたミニキャライラスト

ラリアさんが手がけたミニキャライラスト

ラリアさんが手がけたミニキャライラスト

衣装は希望を具体的に聞き、背景はキャラクターから広げていく

――キャラクターや衣装のデザインを制作する際は、どのようにイメージを組み立てていますか?

VTuber様やライバー様の衣装デザインの場合は、装飾や色などについて具体的に伺いながら制作しています。

背景については「おまかせ」でご依頼いただくことが多いです。

大まかなイメージを伺ったうえで、まずキャラクターを中心に置き、そこから少しずつ小物を描き増やしながら背景を作っています。

ラリアさんが手がけたアイコンリング

ラリアさんが手がけたアイコンリング

一枚絵では、光と影、キャラクターと背景のなじみ方を大切に

――一枚絵を制作する際に、特に意識していることを教えてください。

光と影のコントラストを大事にしています。

また、背景とキャラクターが別々に見えてしまわないよう、キャラクターが背景から浮いていないかにも気をつけながら制作しています。

二人展で実感した、SNSとは違う「実物」のインパクト

――二人展を開催された経験で、特に印象に残っていることはありますか?

ファンやフォロワーさんとの交流が特に印象に残っています。

中でも驚いたのは、幼稚園の頃の先生も展示を見に来てくださったことです。

フォロワーさんからは「SNSで見るのと実物ではインパクトが違う」という感想もいただきました。

一方で、実際に展示を開催するからこその大変さも感じました。

どの場所に作品を展示するかを決めることや、作品の実物を搬送すること、グッズを準備することなど、SNSへ作品を投稿するときとは異なる準備が必要でした。

スタンプは、小さく表示されても伝わる線と塗りを意識

――配信サービスなどで使用するスタンプやバッジを制作する際、どのようなことを意識していますか?

スタンプは小さく表示されるため、文字とキャラクターの線を太く、はっきりと描いています。

塗り方についても、見やすさを意識してアニメ塗りで仕上げています。

スタンプやバッジはライバー様からご依頼いただくことが多いため、依頼する際には立ち絵や衣装、希望するスタンプのイメージ、入れたい文字などをご準備いただけると、やり取りがスムーズになると思います。

依頼から納品まで。連絡は3日以内の返信を意識

――イラストの依頼を受けてから納品するまで、普段はどのような流れで制作を進めていますか?

まずご依頼内容を伺い、内容を確認してお見積もりをします。

その後、ラフをご提案し、線画をご確認いただき、完成サンプルを最終確認していただきます。

確認後にお支払いをご案内し、最後に納品する流れです。

ご連絡については、3日以内には必ず返信するよう意識しています。当日に返信することが多いです。

イメージが固まっていなくても「おまかせ」で相談できる

――初めてラリアさんへ依頼する場合、事前にどのような情報を用意するとよいでしょうか?

SKIMAに依頼用のテンプレートがありますので、そちらを入力してご依頼いただくことが多いです。

具体的な料金表やお支払いの流れなども記載していますので、まずは内容をご確認いただき、分からない部分や依頼内容についてご相談いただければと思います。

具体的なイメージがまだ決まっていない場合は、「おまかせ」での制作も承っています。

その場合も、大まかなイメージを伝えていただければ大丈夫です。

iPadとスマホを並べて制作。便利なのは小さなスマホスタンド

――現在の制作環境について教えてください。

イラスト制作には、ibisPaintのアプリを使用しています。

制作するときはiPadとスマホを並べ、スマホで資料を確認しながらイラストを描いています。

小さなスマホスタンドがあると便利です。

冬コミへの初挑戦。そして大きなゲームイラストやコンテスト入賞へ

――今後挑戦してみたい制作や、イラストレーターとしての目標を教えてください。

2026年の冬は、コミケに初挑戦する予定です。抽選のため、落選した場合は来年改めて挑戦したいと思っています。

また、いつか大きなゲームイラストを手がけたり、イラストコンテストで入賞したりすることも目標にしています。

ラリアさんから、作品を見てくださる方へ

――最後に、ラリアさんへの依頼を検討している方や、作品を見てくださっている方へメッセージをお願いします。

いつもご閲覧いただきありがとうございます!

あたたかい応援コメントをたくさんいただき、本当にうれしいですし、活動の励みになっています。

これからも少しずつ頑張りますので、見守っていただけるとうれしいです!

イラストのご依頼は、配信用から個人的に楽しむ用途まで承っています。

ご相談はいつでも受け付けていますので、気軽にご連絡いただければ幸いです!

ラリアさんに依頼する方法

ラリアさんは、VTuber・ライバー向けの立ち絵やミニキャライラスト、背景、配信用のスタンプ・バッジなどを手がけています。

依頼する際は、SKIMAのテンプレートを確認し、希望する制作内容やキャラクターの資料、衣装、イメージなど、決まっている範囲を伝えると相談を進めやすくなります。

具体的なイメージがまだ固まっていない場合は、「おまかせ」で相談することも可能です。

ラリアさんの作品や最新の依頼情報については、以下をご確認ください。

  • 依頼窓口:SKIMA
  • ショップ:BOOTH
  • 活動情報:X

絵師ナビ編集部より

絵師ナビでは、イラストを依頼する前に準備しておきたい内容や、見積もり相談の進め方をわかりやすく解説しています。初めてイラストを依頼する方は、ぜひあわせてご覧ください。

イラスト依頼で伝えること
イラスト依頼の見積もりの聞き方

依頼の受付状況や料金、納期、修正対応などの条件は変更される場合があります。最新情報は、ラリアさん本人のSNSやSKIMAの依頼案内をご確認ください。