絵師の探し方を初心者向けに解説|依頼したいイラストレーターの見つけ方

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「イラストを依頼したいけれど、どこで絵師を探せばいいのかわからない」という方は少なくありません。結論から言うと、絵師はX(旧Twitter)やpixiv、Instagramといったサービスを活用しつつ、ポートフォリオサイトや依頼サービス、絵師ナビのような紹介メディアなど、複数の場所から探すことができます。

大切なのは、探す場所を知ることだけではありません。絵柄や得意分野が希望に合っているか、料金や納期、利用条件が自分の依頼内容と合っているかを比較することが、後悔しない依頼につながります。

この記事では、依頼候補となる絵師をどこで、どのように見つけるかを中心に解説します。X(旧Twitter)やpixiv、Instagram、ポートフォリオ、依頼サービス、紹介メディアなど、候補を探せる場所と検索のコツを紹介します。

候補を見つけたあと、現在依頼を受け付けているか確認したい方は、「依頼受付中の絵師はどう探す?」をご覧ください。複数の候補から、絵柄・料金・実績・依頼条件を比較して決めたい方は、「絵師の選び方」を参考にしてください。

絵師を探す前に決めておきたいこと

絵師を探し始める前に、依頼したい内容をある程度整理しておくと、比較や相談がスムーズになります。

イラストの使用目的をはっきりさせる

SNSアイコン、YouTubeのサムネイル、配信用の立ち絵、歌ってみた動画のジャケット、キャラクターデザイン、同人誌、グッズ、プレゼント、商用広告など、用途によって向いている絵師や必要な条件が変わってきます。

まずは「何のために使うイラストなのか」を明確にしておきましょう。

希望する絵柄や雰囲気を言葉にしておく

かわいい、かっこいい、厚塗り、アニメ塗り、水彩風、デフォルメ、リアル寄り、明るい、ダークなど、希望するテイストをいくつか書き出しておくと探しやすくなります。

ただし、「絵柄が好き」というだけで選ぶのではなく、依頼したい内容とその絵師の得意分野が合っているかどうかもあわせて確認することが大切です。

予算のイメージを持っておく

予算をまったく決めずに探すと、候補同士を比較しにくくなります。

ただし、料金の相場を一律に断定することはできません。人物の人数、背景の有無、使用範囲、修正回数などによって料金は変わるため、あくまで目安として予算感を持っておく程度で構いません。

希望納期に余裕を持たせる

イベントや配信開始日など、実際にイラストを使いたい日から逆算して、余裕を持ったスケジュールで探し始めることをおすすめします。

納品直後に使用する予定を立てると、修正や予期せぬ遅れに対応しにくくなります。

必要な利用条件を確認しておく

個人利用なのか商用利用なのか、二次利用やグッズ化の可能性はあるか、実績として公開してよいか、著作権の扱いはどうなるかなど、依頼先によって条件が異なる項目もあります。

依頼前に整理しておくと、後のやり取りがスムーズになります。

絵師はどこで探せる?

絵師を探せる場所にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や向いている人が異なります。

Xで探す

Xでは、作品の投稿内容やプロフィール、固定投稿、料金表、依頼募集の投稿などから絵師を探すことができます。ハッシュタグやリポストをたどって作品を発見する方法もあります。

絵師を探すときは、「イラスト依頼」のような広い言葉だけでなく、用途や希望する作風を組み合わせて検索するのがコツです。

たとえば、次のような言葉で検索できます。

  • 立ち絵 依頼
  • SDキャラ 依頼
  • 歌ってみた イラスト
  • 厚塗り イラストレーター
  • かわいい アイコン 依頼
  • キャラクターデザイン 依頼
  • イラスト有償依頼
  • コミッション
  • 配信用イラスト 依頼

ハッシュタグや表記の仕方は絵師によって異なるため、複数の言葉で検索してみるとよいでしょう。

気になる絵師を見つけても、すぐに依頼先を決める必要はありません。プロフィールやポートフォリオを保存し、複数の候補を比較すると、自分の希望に合う相手を選びやすくなります。

pixivで探す

pixivは、絵柄や作品数をまとめて確認しやすく、シリーズ作品や過去作品もたどりやすいのが特徴です。

プロフィールや外部リンクから依頼窓口が案内されている場合もあります。ただし、作品が好みでも依頼を受け付けているとは限らないため、受付状況は別途確認しましょう。

Instagramで探す

Instagramは画像を一覧で確認しやすく、海外のクリエイターとも出会いやすいプラットフォームです。

一方で、依頼条件や日本語でのやり取りが可能かどうかは、個別に確認する必要があります。海外のクリエイターへ依頼する場合は、料金の通貨、支払い方法、納期、利用条件なども確認しましょう。

ポートフォリオサイトで探す

作品や経歴、得意分野をまとめて確認できるポートフォリオサイトは、依頼を検討するうえで参考になります。

料金や依頼方法が掲載されている場合もあるので、作品だけでなく、更新日や現在の受付状況も確認しておきましょう。

コミッション・依頼サービスで探す

依頼サービスでは、サービス内で検索や支払い、連絡までを進められることが多く、カテゴリーや予算、納期などで絞り込める場合もあります。

初めて個人へ依頼する方にとっては、取引の流れを確認しやすい方法のひとつです。

ただし、手数料やキャンセル条件などはサービスごとに異なります。利用規約を確認し、サービス外での取引を安易に持ちかけないよう注意しましょう。

知人や他のクリエイターから紹介してもらう

知人からの紹介では、実際の対応や作品の特徴について話を聞ける場合があります。

ただし、紹介されたからといって必ず依頼を受けてもらえるわけではありません。料金交渉や連絡を紹介者に丸投げせず、依頼者本人が条件を確認することが大切です。

初めて連絡する際の文面や必要事項については、「絵師に依頼するDMの送り方」で詳しく紹介しています。

絵師ナビなどの紹介メディアで探す

絵師ナビでは、イラストレーターの作品や活動内容、制作へのこだわり、依頼方法などを、インタビューや紹介記事を通じて発信しています。

SNSの作品投稿だけではわかりにくい、制作への考え方や活動方針も確認しながら、依頼する絵師を探す際の参考にしてください。

候補が見つかったら依頼条件で絞り込む

好みの絵師を見つけたら、作品だけでなく、現在の受付状況や依頼条件も確認しましょう。

候補を絞る際は、次の項目を確認します。

  • 希望する用途に近い作例があるか
  • 現在、個人からの依頼を受け付けているか
  • 料金が予算に収まりそうか
  • 希望納期に対応できるか
  • 商用利用や実績公開などの条件が合うか
  • 必要なサイズや納品形式に対応できるか

ここでは、明らかに条件が合わない候補を除く程度で問題ありません。

複数の候補から、絵柄・実績・料金・納期・修正条件などを詳しく比較したい方は、「絵師の選び方|依頼で失敗しない比較ポイントを初心者向けに解説」をご覧ください。

絵師を探すときの注意点

絵師を探すときは、作品の好みだけでなく、アカウントや依頼条件も確認しましょう。

フォロワー数だけで決めない

知名度と、依頼内容への適性は必ずしも一致しません。

フォロワー数が多くても、自分の依頼したい用途に対応していない場合があります。一方で、活動を始めたばかりでも、希望に近い作品を制作している絵師もいます。

フォロワー数だけを基準にせず、作品や依頼条件を総合的に見て判断しましょう。

本人を装うアカウントや無断転載に注意する

依頼前には、作品を投稿しているアカウントが本人のものか確認しましょう。

プロフィールに掲載されたポートフォリオや公式サイト、ほかのSNSへのリンクを照らし合わせると確認しやすくなります。

本人のアカウントか判断できない場合は、依頼や支払いを急がず、公式サイトなどに記載された連絡先を確認してください。

料金の安さだけで決めない

料金だけでなく、制作範囲、利用条件、修正対応、納品形式などもあわせて比較することが大切です。

安く見えても、背景、商用利用、修正などが別料金になり、最終的な費用が増えることもあります。

修正回数の考え方については、「イラスト依頼の修正は何回まで?」でも詳しく紹介しています。

依頼受付の記載がない相手へ無理に連絡しない

連絡自体が禁止されているとは限りませんが、依頼不可、受付停止中、個人依頼不可などの記載がある場合は、その意向を尊重しましょう。

プロフィールだけでなく、固定投稿、公式サイト、依頼フォームなども確認してください。

他の絵師の作品と同じ絵柄を求めない

「この作品とまったく同じ絵柄で」と依頼するのではなく、希望する雰囲気や色合い、構図などを具体的に言葉で伝えることをおすすめします。

参考画像を送る場合も、どの部分を参考にしてほしいのかを説明しましょう。

複数の絵師へ同時に正式依頼しない

候補を比較したり、複数の絵師へ見積もりを相談したりすること自体が、必ずしも問題になるわけではありません。

ただし、複数の相手へ同時に正式発注すると、キャンセルや支払いをめぐるトラブルにつながる可能性があります。

相見積もりを取る場合は相談段階であることを伝え、正式に依頼する相手が決まったら、他の候補には丁寧に辞退の連絡を入れましょう。

気になる絵師を見つけた後の流れ

候補が絞れてきたら、次のような流れで進めるとスムーズです。

  1. プロフィールと依頼条件を確認する
  2. 料金表と追加料金の条件を確認する
  3. 使用目的と希望内容をまとめておく
  4. 依頼受付状況を確認する
  5. 見積もりを相談する
  6. 条件に合意してから正式に依頼する

依頼前の相談では、使用目的、希望納期、予算、サイズ、利用範囲などをまとめて伝えると、見積もりを出してもらいやすくなります。

見積もりから納品までの具体的な流れについては、「イラスト依頼の方法」で詳しく解説しています。

現在依頼を受け付けているか確認したい場合は、「依頼受付中の絵師はどう探す?依頼できるイラストレーターの見つけ方」を参考にしてください。

複数の候補から依頼先を決めたい場合は、「絵師の選び方|依頼で失敗しない比較ポイントを初心者向けに解説」で比較項目を確認できます。

絵師の探し方に関するよくある質問

絵師は何人くらい比較すればよいですか?

決まった正解の人数はありません。

絵柄や料金、依頼条件を比較できる程度に、いくつかの候補を見ておくと選びやすくなります。ただし、候補を増やしすぎると決めにくくなるため、最終的には数人程度に絞るとよいでしょう。

フォロワーが少ない絵師へ依頼しても大丈夫ですか?

フォロワー数だけでは判断できません。

作品の内容、依頼条件、プロフィール、実際のやり取りなどを確認して判断しましょう。

料金表がない絵師へ依頼できますか?

まずは依頼受付についての記載を確認しましょう。

見積もり相談が可能であれば、用途、希望内容、納期、予算などを伝えたうえで問い合わせる方法があります。

料金表がないからといって、無料または安価に依頼できるわけではありません。

依頼受付中と書いていない絵師へ連絡してもよいですか?

まずはプロフィールや固定投稿、公式サイトを確認しましょう。

受付停止中、個人依頼不可、企業依頼のみなどと書かれている場合は、その意向を尊重して連絡を控えてください。

受付状況が書かれていない場合は、依頼相談が可能かを丁寧に問い合わせる方法もあります。ただし、返信や受注を求めるような連絡は避けましょう。

好きな絵師と依頼に向いている絵師は違いますか?

作品として好きな絵師でも、用途、予算、納期、利用条件が自分の依頼内容と合わないことはあります。

好みだけでなく、依頼したい内容を実現できるかという視点でも確認しましょう。

まとめ|絵柄だけでなく依頼条件も確認して絵師を探そう

絵師は、X、pixiv、Instagram、ポートフォリオサイト、依頼サービス、絵師ナビのような紹介メディアなど、さまざまな場所から探すことができます。

まずは、使用目的、希望する絵柄、予算、納期を整理しましょう。そのうえで、作品だけでなく、料金、納期、利用条件、修正条件も確認することが大切です。

フォロワー数や知名度だけで判断せず、複数の候補を比較しながら、自分の目的に合った絵師を見つけてください。

自分に合う絵師を探している方へ

絵師ナビでは、イラストレーターの作品や活動内容、制作へのこだわり、依頼方法などを、インタビューや紹介記事を通じて発信しています。

作品の雰囲気や活動内容を比較しながら、自分の希望に合うイラストレーターを探す際の参考にしてください。