イラスト依頼サイト比較|ココナラ・SKIMA・Skebの違いと選び方

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「イラストを依頼したいけれど、どこで頼めばいいのかわからない」「ココナラ・SKIMA・Skebは何が違う?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イラストの依頼先には、仲介サービスを利用する方法と、SNSなどから絵師へ直接相談する方法があります。それぞれ、事前相談のしやすさ、料金や手数料、決済の仕組み、修正対応、利用条件などが異なります。

この記事では、代表的な選択肢としてココナラ・SKIMA・Skeb・SNSなどでの直接依頼を比較します。どれか1つを一律におすすめするのではなく、依頼したい内容や重視したい条件から、自分に合う方法を判断できるように解説します。

なお、料金や手数料、サービス仕様は変更される可能性があります。本記事では2026年7月28日時点で各サービスが公開している公式情報を確認しています。実際に利用する際は、各サービスの最新情報も確認してください。

イラスト依頼サイトとは?

イラスト依頼サイトとは、イラストを依頼したい人と、制作を受け付けているクリエイターをつなぐサービスです。

代表的なものには、イラスト以外の幅広いスキルも扱う「ココナラ」、イラストやキャラクター制作などを扱う「SKIMA」、クリエイターへリクエストを送る「Skeb」などがあります。

一方、X(旧Twitter)やInstagram、ポートフォリオなどを見て、絵師へDMやメールで直接相談する方法もあります。

仲介サービスでは、サービス上で支払いや取引を管理する仕組みが用意されている場合があります。たとえばSKIMAでは、購入者が支払った制作費をサービス側が保持し、納品完了後にクリエイターへ支払う仕組みが採用されています。

ただし、サービスによって取引の仕組みやサポート範囲は異なります。「仲介サイトを使えばトラブルが起きない」というわけではないため、利用規約や取引条件を確認することが大切です。

初めて依頼する場合や、面識のない絵師へ依頼する場合は、仲介サービスも有力な選択肢になります。

そもそもどこで依頼できる絵師を見つければよいかわからない場合は、「絵師の探し方を初心者向けに解説|依頼したいイラストレーターの見つけ方」も参考にしてください。

イラスト依頼サイトを利用するメリット

料金や条件を確認しやすい

依頼サイトでは、クリエイターごとに料金や対応内容、追加オプションなどが掲載されていることがあります。

人物1人の料金、背景、小物、表情差分、商用利用などの条件を確認できれば、依頼前におおよその予算を考えやすくなります。

ただし、表示価格だけでは最終料金が決まらない場合もあります。希望する内容を伝え、必要に応じて見積もりを確認しましょう。

支払いをサービス上で管理できる

仲介サービスでは、依頼者とクリエイターが直接代金をやり取りするのではなく、サービス上で決済する仕組みが用意されています。

直接の銀行振込などと比べて取引記録を残しやすく、サービスごとのルールに沿って支払いを進められることがメリットです。

支払い方法や前払い・後払いなどの違いについては、「イラスト依頼の支払い方法|銀行振込・カード・依頼サイトの違いを解説」で詳しく解説しています。

希望する絵師を探しやすい

依頼サイトには、カテゴリやキーワード、出品作品などからクリエイターを探せる仕組みがあります。

「TRPG立ち絵」「VTuberイラスト」「一枚絵」「SNSアイコン」など、依頼したい用途から候補を絞れるサービスもあります。

依頼の流れを把握しやすい

仲介サービスでは、購入申請、支払い、制作、納品など、サービスごとに一定の取引フローが用意されています。

初めて依頼する場合でも、次に何をすればよいか把握しやすいことがあります。

依頼前の準備から納品までの全体像は、「イラスト依頼の方法|初めて絵師に頼む流れ・準備・注意点」で解説しています。

イラスト依頼サイトを選ぶポイント

依頼前に相談できるか確認する

細かな希望がある場合は、依頼前にクリエイターへ相談できるかを確認しましょう。

キャラクターデザイン、複雑な衣装、商用利用、複数の差分などは、事前に条件をすり合わせられるサービスのほうが依頼しやすい場合があります。

一方で、Skebのように見積もり・打ち合わせ・リテイクを前提としないサービスもあります。

料金体系を確認する

基本料金だけでなく、背景、小物、人物追加、表情差分、短納期、商用利用などの追加料金も確認してください。

また、依頼サイトではサービス手数料が設定されている場合があります。依頼者側に手数料がかかるのか、クリエイター側の売上から差し引かれるのかもサービスによって異なります。

イラスト依頼全般の費用感については、「イラスト依頼の相場はいくら?用途別の料金目安と費用が変わる理由」も参考にしてください。

修正や納品までの流れを確認する

ラフ確認や修正への対応は、サービスだけでなくクリエイターや出品内容によっても異なります。

「修正可能か」「無料で何回までか」「大幅な変更は追加料金になるか」など、希望する進め方と合うか確認しましょう。

商用利用や権利条件を確認する

配信、動画、グッズ販売、広告などで利用する予定がある場合は、依頼前に用途を伝えて利用条件を確認しましょう。

「サービスを利用したから商用利用できる」「料金を払ったから著作権が移る」とは限りません。

著作権、商用利用、二次利用については、「イラスト依頼の著作権は誰のもの?商用利用・二次利用・著作権譲渡を解説」で詳しく解説しています。

安全に利用できる仕組みがあるか確認する

「安全なサイト」を選びたい場合は、価格だけを見るのではなく、取引の仕組みを確認することが重要です。

たとえば、次の点を確認しましょう。

    • 運営会社や利用規約が確認できるか
  • サービス上で決済を管理しているか
  • 取引履歴やメッセージを残せるか
  • キャンセルや返金のルールが公開されているか
  • 評価や実績を確認できるか
  • 禁止事項や利用条件が明記されているか

ただし、仲介サービスであっても、希望する完成形や利用条件まで自動的に保証されるわけではありません。依頼内容を整理し、各サービスのルールに沿って取引しましょう。

主要なイラスト依頼サービスを比較

ここでは、ココナラ・SKIMA・Skeb・SNSなどでの直接依頼を、依頼方法や手数料、相談のしやすさなどから比較します。

比較項目 ココナラ SKIMA Skeb SNSなどでの直接依頼
特徴 幅広いジャンルを扱うスキルマーケット イラスト・TRPG・VTuberなどクリエイティブ系のカテゴリが充実 リクエストと納品の1往復を基本とするサービス 絵師と個別に条件を決める
依頼方法 出品サービスの購入、見積り相談など コミッション、リクエストなど 希望内容と金額を設定してリクエスト DM・メールなどで直接相談
事前相談 可能な方法あり 見積もり相談などが可能 見積もり・打ち合わせ等は禁止 絵師の受付方法による
料金設定 出品者が設定 クリエイターが設定 クライアントが金額を決め、クリエイターが承認を判断 絵師が設定・個別見積もり
手数料 購入者5.5%、販売者22% 販売者側11〜22% クリエイター側最大9.8%。条件により割引あり。クライアントへの追加手数料なし 仲介サービス手数料はないが、決済手段などで費用が発生する場合あり
取引管理 サービス上で決済・取引を管理 サービス上で代金を管理し、取引完了後に売上へ反映 納品されなかった場合は支払方法に応じて返金・返還 仲介サービスによる取引保護はない
修正相談 出品内容やクリエイターごとに確認 出品内容やクリエイターごとに確認 リテイクは禁止 事前の取り決めによる
商用利用等 出品内容・利用条件を個別確認 出品内容・利用条件を個別確認 原則は個人鑑賞。連携SNSのプロフィール画像等には利用可能。その他の用途はリクエスト本文への記載が必要 依頼時に個別に合意する
向いている人 多数の出品から条件を比較したい人 相談しながら制作内容を詰めたい人 細かな打ち合わせや修正より、クリエイターの作風を楽しみたい人 依頼したい絵師が決まっており、個別に相談したい人

※手数料・サービス仕様は2026年7月28日時点の公式情報をもとに整理しています。変更される場合があるため、利用前に各サービスの最新情報をご確認ください。

ココナラ

ココナラは、イラストだけでなく、デザイン、動画、音楽、ライティングなど幅広いジャンルを扱うスキルマーケットです。

出品されているサービスを購入するだけでなく、内容に応じて見積り相談を行えるため、希望する仕様を確認してから依頼したい場合にも利用できます。

手数料:2026年7月28日時点では、通常サービスの購入者に1回の支払いごとに5.5%のサービス手数料がかかります。また、販売者側は取引完了時に22%の販売手数料が差し引かれます。

向いている人:多数の出品を比較したい人、価格や実績、評価など複数の情報から依頼先を選びたい人に向いています。

注意したい点:出品内容や料金、修正回数、利用条件は出品者によって異なります。「背景は含まれるか」「差分はいくらか」「商用利用できるか」など、自分の依頼に必要な条件を確認しましょう。

SKIMA

SKIMAは、イラスト、TRPG、VTuber、漫画、デザインなどクリエイティブ分野の依頼を扱うサービスです。

通常のコミッションに加えて、依頼内容を公開してクリエイターから提案を募集する「リクエスト」も利用できます。リクエストには、クリエイターから提案を集めるプロジェクト形式と、成果物を募集するコンペ形式があります。

見積もり相談や専用出品も用意されているため、依頼内容を相談してから取引を始めることもできます。

手数料:販売者側には、オプションを含む個別販売総額に応じて手数料がかかります。2026年7月28日時点では、1,000〜20,000円までが22%、20,001〜50,000円までが16%、50,001円以上が11%です。

向いている人:キャラクターイラストやTRPG、VTuber関連などを探したい人、事前に相談しながら制作内容を詰めたい人に向いています。

注意したい点:リクエストにはプロジェクト形式とコンペ形式があり、支払いのタイミングや取引の流れも異なります。利用する形式のルールを確認してから募集しましょう。

Skeb

Skebは、クライアントがクリエイターへ有償のリクエストを送り、クリエイターが承認すると制作が始まるサービスです。

ココナラやSKIMAとの大きな違いは、「リクエストを送る」「作品を納品する」の1往復を基本とし、質問・見積もり・打ち合わせ・リテイクなど、リクエストに関する途中のやり取りが禁止されていることです。

そのため、細かな打ち合わせを重ねて希望通りの仕様に仕上げてもらう一般的な「発注」とは性質が異なります。

依頼者が希望内容と金額をまとめて送り、クリエイターが受けるかどうかを判断します。公式ガイドでは、クライアントが金額を決め、クリエイターが完成度を決める仕組みと説明されています。

手数料:クライアントが追加で手数料を支払う仕組みではなく、手数料はリクエスト金額に含まれます。クリエイター側のリクエスト手数料は最大9.8%で、条件を満たした場合は8.3%または6.8%へ割引されます。

向いている人:細かな打ち合わせや修正より、好きなクリエイターの作風や解釈を楽しみたい人に向いています。

注意したい点:Skebでは、クライアントが完成度や細かな仕様を保証してもらう仕組みではありません。また、作品の権利はクリエイターに帰属し、クライアントの利用は原則としてプロフィール画像への使用や個人鑑賞などに限られています。

個人鑑賞の範囲を超えて利用したい場合は、Skebの公式ルールを確認し、必要な用途をリクエスト本文で伝える必要があります。商用利用を含め、利用条件や細かな仕様を事前にすり合わせる必要がある依頼では、相談や見積もりができる別の方法が適している場合があります。

SNSなどで直接依頼する場合

X(旧Twitter)やInstagram、ポートフォリオなどから絵師を見つけ、DMやメールで直接依頼する方法もあります。

仲介サービスを通さないため、希望する絵師へ直接相談できることがメリットです。料金、納期、制作内容、修正方法などを相談しながら決められる場合もあります。

一方で、統一された取引ルールはありません。

依頼前に少なくとも次の内容を確認しましょう。

  • 制作料金
  • 支払い方法・タイミング
  • 納期
  • 修正回数
  • 納品形式
  • 利用範囲
  • 商用利用
  • キャンセル条件

また、サービスを介した取引保護がないため、合意した内容はDMやメールなど、後から確認できる形で残しておくことが大切です。

目的別に見る向いている依頼方法

どの方法が向いているかは、何を重視するかによって変わります。

初めてイラストを依頼する人

取引の流れを確認しながら進めたい場合は、ココナラやSKIMAなど、サービス上で支払いや取引を管理できる方法が候補になります。

ただし、仲介サービスでも料金・修正・利用条件は出品者ごとに異なるため、購入前の確認は必要です。

細かく相談しながら作りたい人

構図、表情、衣装、差分などを事前に相談したい場合は、見積もり相談などが利用できるココナラやSKIMA、または相談を受け付けている絵師への直接依頼が候補になります。

一方、Skebは見積もり・打ち合わせ・リテイクが禁止されているため、相談しながら完成形を詰めたい依頼には向きません。

好きな絵師へ依頼したい人

依頼したい絵師が決まっている場合は、まず本人が案内している受付方法を確認しましょう。

ココナラやSKIMA、Skebなどの受付ページを案内している場合は、そのサービスのルールに従います。DMやメールで直接依頼を受け付けている場合は、料金や利用条件を確認して相談しましょう。

配信や商用利用を考えている人

VTuber活動、動画、広告、グッズ販売などで利用する場合は、サービス名だけで判断せず、クリエイターが提示する利用条件を確認してください。

特に、商用利用料金、二次利用、加工、クレジット、グッズ化などの条件は依頼先によって異なります。

イラスト依頼サイトを利用するときの注意点

料金だけで選ばない

表示価格や手数料だけでなく、希望する絵柄、制作実績、相談方法、修正対応、利用条件まで含めて比較しましょう。

料金が安くても、自分が必要とする差分や商用利用が別料金であれば、最終的な費用は変わります。

利用範囲を確認する

SNSへの掲載、動画、配信、収益化、グッズ販売など、どこまで使用できるかは依頼前に確認してください。

「商用利用可能」という表現だけでは、自分が予定している利用方法まで含まれるとは限りません。具体的な用途を伝えましょう。

修正対応を確認する

修正の可否、無料回数、追加料金はサービスやクリエイターによって異なります。

また、Skebのようにサービスの仕組みとしてリテイクを禁止している場合もあります。

納品後の利用条件を確認する

納品後のトリミングや文字入れ、色調整などの加工、クレジット表記、実績公開についても確認しましょう。

納品されたイラストをどのように使えるかは、料金の支払いとは別の問題です。

安全にイラストを依頼するためのチェックリスト

依頼先を決める前に、次の項目を確認しましょう。

  • 依頼する内容と用途を整理した
  • 基本料金を確認した
  • 追加料金を確認した
  • サービス手数料を確認した
  • 希望納期を確認した
  • 支払い方法・タイミングを確認した
  • ラフ確認の有無を確認した
  • 修正の可否・回数を確認した
  • 必要なサイズ・納品形式を確認した
  • 個人利用・商用利用の条件を確認した
  • 二次利用やグッズ利用の条件を確認した
  • 著作権の扱いを確認した
  • クレジット表記の条件を確認した
  • キャンセル・返金のルールを確認した

まとめ|目的に合ったイラスト依頼サイトを選ぼう

ココナラ・SKIMA・Skeb・SNSなどでの直接依頼は、同じ「イラストを依頼する方法」でも仕組みが大きく異なります。

比較するときは、手数料だけでなく、

  • 事前相談ができるか
  • 支払いをどのように管理するか
  • 修正できるか
  • 利用条件を確認しやすいか
  • 自分の依頼内容に合っているか

まで確認しましょう。

相談しながら内容を詰めたい人と、好きなクリエイターの作風に任せたい人では、向いているサービスが異なります。

「どのサイトが一番いいか」ではなく、自分がどのようなイラストを、どのような進め方で依頼したいのかから選ぶことが大切です。

依頼先が決まったら、次は依頼内容や資料を準備します。具体的な依頼の流れは、「イラスト依頼の方法|初めて絵師に頼む流れ・準備・注意点」で詳しく解説しています。