「念願のVTuber(バーチャルユーチューバー)としてデビューしたい!」「でも、自分の理想を形にしてくれる立ち絵はどうやって用意すればいいの?」と悩んでいませんか?
VTuber向けのイラストは、何に使うかによって必要なデータが異なります。
配信告知やSNS、キービジュアルなどで静止画として使う立ち絵であれば、Live2D用のパーツ分けは必要ありません。
一方、キャラクターをLive2Dモデルとして動かす場合は、目・口・髪・衣装などを分けたLive2D用の原画が必要です。さらに、その原画を実際に動かすモデリングまで同じクリエイターへ依頼する方法と、イラストレーターとモデラーへ別々に依頼する方法があります。
まずは「静止画の立ち絵が欲しいのか」「Live2D用の原画が欲しいのか」「モデリング済みのモデルまで欲しいのか」を整理してから依頼先を探しましょう。
なお、IRIAMの通常のイラスト配信では、Live2D用のパーツ分けではなく1枚の立ち絵を使用します。IRIAM向けに立ち絵を依頼する場合のサイズ・料金・依頼時に伝える内容については、IRIAM立ち絵を絵師に依頼する方法で詳しく解説しています。
| やりたいこと | 依頼するもの | パーツ分け | モデリング |
|---|---|---|---|
| SNS・告知・キービジュアル等で静止画を使う | 通常の立ち絵・一枚絵 | 基本不要 | 不要 |
| VTuberとして動かすための原画が欲しい | Live2D用パーツ分け原画 | 必要 | 別途必要 |
| 動かせるモデルまで欲しい | 原画+Live2Dモデリング | 必要 | 必要 |
| 外見から考えてほしい | キャラクターデザイン+必要な制作物 | 用途による | 用途による |
「VTuber立ち絵」という言葉だけでは、通常の全身立ち絵を指すのか、Live2D用のパーツ分け原画を指すのか分からない場合があります。見積もりを相談するときは、最終的に何へ使用する予定なのかまで伝えましょう。
実際の制作者も、活動用途を見ながらデザインや制作方法を変えています。
アトリモコさんは、IRIAM・VTuber向けでは顔の角度などポーズに制限があることが多いため、限られたポーズの中でキャラクター性をどう表現するかを考えていると話しています。
また、セルフ受肉VTuberとしても活動するゆめうゆいさんは、配信画面で目立つ胸から上や顔まわりに揺れるアクセサリーを配置したり、画面を隠しそうな帽子・衣装には取り外せる差分を提案したりするなど、実際の配信を想定してモデルを設計しています。
依頼時には「VTuber用です」とだけ伝えるのではなく、どのような活動で、どこまで動かしたいのかも相談すると制作範囲を決めやすくなります。
この記事では、初めてVデビューを目指す方向けに、気になる料金相場や、イラスト制作からモデリング(動かす作業)までの全体の流れ、失敗しない絵師(イラストレーター)の選び方を徹底解説します!
VTuber用のパーツ分け済み立ち絵は、制作内容やパーツ数によって料金が大きく変わります。ココナラのVTuberキャラデザ・パーツ分けカテゴリーでは、パーツ分けイラストの料金相場として30,000円〜80,000円が案内されています。失敗を防ぐためには、イラストを描く「絵師」と、絵を動かす「モデラー」の連携が重要です。事前に予算やLive2Dの動作環境をしっかり確認しておきましょう。
【いくらかかる?】VTuber立ち絵依頼の料金相場
VTuber向け制作の料金は、通常の立ち絵だけを依頼するのか、Live2D用のパーツ分け原画を依頼するのか、モデリングまで依頼するのかによって大きく変わります。
同じ「VTuber用」でも制作範囲が異なるため、金額だけでなく何が料金に含まれているかを確認しましょう。
| 対象 | ココナラ公式で確認できる目安 |
|---|---|
| 通常の立ち絵(パーツ分けなし) | Live2D用とは別の制作物として個別に見積もり確認 |
| Live2D用パーツ分けイラスト | 30,000〜80,000円 |
| 三面図・設定画 | 20,000〜50,000円 |
| VTuberイラスト・モデリングカテゴリー全体 | 100,000〜300,000円が中心 |
※上記はココナラ内のカテゴリー情報をもとにした目安です。市場全体の平均価格ではありません。制作範囲、差分数、パーツ数、モデリング内容、利用条件などによって料金は変わります。2026年8月11日確認。
参考:ココナラ「Vtuberイラスト・モデリング」、「VTuberキャラデザ・パーツ分け制作」
追加料金の対象になりやすい例
- 三面図・設定画
- 表情差分
- 衣装・髪型差分
- Live2D用の追加パーツ分け
- 複雑な装飾や小物
- 商用利用・利用範囲の追加
- 実績非公開
- 短納期
追加料金や基本料金に含まれる範囲は制作者によって異なります。見積もり時に確認してください。
VTuberが誕生するまでの制作の流れ5ステップ
立ち絵を依頼してから、実際に配信用ソフト(VTube Studioなど)で動かせるようになるまでの流れを解説します。
ステップ1:キャラクターのコンセプトを決める
「どんな姿でデビューしたいか」のイメージを固めます(例:おっとりしたキツネ耳の巫女、近未来風のサイバーな少年など)。好きな色やモチーフ、性格なども書き出しておきましょう。
キャラクターの外見や設定から相談したい場合は、「キャラクターデザインを依頼する方法」も参考にしてください。
ステップ2:絵師(イラストレーター)とモデラーを探す
ココナラやSKIMA、nizima(Live2D公式マーケット)などでクリエイターを探します。
「イラストからモデリングまで一括で引き受けてくれるクリエイター」を探すか、別々に頼む場合は「パーツ分け立ち絵が得意な絵師」と「その絵を動かしてくれるモデラー」の2人を同時に探すのがおすすめです。
依頼するイラストレーターがまだ決まっていない方は、「イラストレーターを探す」から、絵師ナビに掲載しているイラストレーターのプロフィールや得意分野、依頼方法などを確認できます。
ステップ3:見積もり・キャラクターデザインの確認
必要な制作物、用途、Live2D用パーツ分けの有無、モデリングまで依頼するかなどを伝えて見積もりを確認します。
キャラクターデザインから依頼する場合は、依頼先の制作フローに従ってデザイン案やラフを確認します。
支払い・制作開始のタイミングは依頼先やサービスによって異なるため、案内を確認してください。
料金の内訳や制作条件の確認方法は、「イラスト依頼の見積もり方法」も参考にしてください。
ステップ4:パーツ分け立ち絵の制作・納品
デザインが確定したら、絵師さんが清書とパーツ分け作業を行います。
Live2D Cubism公式マニュアルでは、素材分けはイラストを目・まつげ・輪郭などの部品ごとに分ける、モデリングに必要な前工程として説明されています。
イラストレーターとモデラーを別々に依頼する場合は、必要なパーツやレイヤー構造をモデラー側にも確認してから原画制作を進めると、認識違いを減らしやすくなります。Live2D Cubismへ読み込むPSDには、保存形式、RGB、8bit/チャンネルなどの条件があります。詳しくはLive2D公式「PSD作成上の注意点」を確認し、モデラーの指定にも合わせましょう。
サイズ・解像度・PSDなどの納品形式を整理したい場合は、「イラスト依頼のサイズ・解像度・納品形式」も確認してください。
ステップ5:モデリング(Live2D化)
納品されたPSDデータをモデラーさんに渡し、動かす作業(モデリング)をしてもらいます。モデラーさんによる調整が終わり、配信用データ(書き出しデータ)を受け取れば、ついにVTuberとしての体が完成です!
依頼時の基本的なビジネスマナーや全体手順の基礎は、イラスト依頼の方法|初めて絵師に頼む流れ・準備・注意点も参考にしてください。
失敗しない!VTuber立ち絵の絵師を選ぶ3つのコツ
高額な取引になりやすいため、後悔を減らす絵師選びのポイントを3つ紹介します。
VTuber向けのイラストでは、Live2Dへの対応だけでなく、キャラクターや活動の雰囲気をくみ取ってもらえるかも確認したいポイントです。
絵師ナビのインタビューで、イラストレーターのりこさんは、バーチャルライバーや配信者向けの制作では、表情や仕草が本人の雰囲気から逸脱していないかを意識していると話しています。
技術面や制作実績に加えて、依頼したいキャラクターの魅力をどのように表現してくれそうかも、作品や発信内容から確認してみましょう。
1.「Live2D用パーツ分け立ち絵」の制作実績があるか
「イラストがめちゃくちゃ上手な絵師」であっても、Live2Dの知識がないと、モデラーさんが動かしにくいデータ(パーツの分割が足りない、レイヤー構造がバラバラなど)になってしまうことがあります。必ず「VTuber立ち絵の実績」や「パーツ分けの受付」を明記している絵師さんを選びましょう。
2.モデラーとの連携(データの修正)に対応してくれるか
モデリングの段階になってから、「ここのパーツの裏側が描かれていないので、動かしたときに隙間が見えてしまう」「ここの髪の毛をもう少し細かく分けてほしい」といった修正要望がモデラーさんから出ることがあります。
そのため、「納品後でも、モデラーからの要望によるパーツの描き足しや修正に対応可能か」を依頼前に絵師さんに確認しておくのが非常に重要です。
3.好みの絵柄であることはもちろん、過去の評価を確認する
金額が大きいため、最後まで責任を持ってやり取りできるかどうかがカギです。ココナラやSKIMAのレビュー欄を見て、「連絡が丁寧」「納期をしっかり守る」といった信頼できる絵師さんを選びましょう。
もしSNSのDMから直接絵師さんに声をかける場合は、失礼にならないようにマナーを守った文章を送りましょう。絵師に依頼するDMの送り方の記事に、そのままコピーして使える例文を用意しているので参考にしてください。
VTuber立ち絵依頼に関するよくある質問
絵師さんとモデラーさん、どちらを先に決めるべきですか?
モデラーを先に、または絵師と同時に決める方法があります。モデラーさんによって「こういうパーツ分けをしておいてほしい」という指示書(PSDの仕様)が異なるため、先にモデラーさんの希望を把握し、その仕様を絵師に共有してから制作を進めると、データの認識違いを減らせます。
依頼した立ち絵の著作権は譲渡してもらったほうがいいですか?
著作権譲渡は必須ではありません。配信の収益化、動画・切り抜きでの利用、グッズ販売、FANBOXなどの支援サービスでの利用について、必要な範囲の許諾を得られれば対応できる場合があります。将来予定している用途を契約前に伝え、許可範囲と追加料金の有無を明確にしましょう。
利用許諾や著作権譲渡の違いは、「イラスト依頼の著作権」で詳しく解説しています。
「ママ」「パパ」って何のことですか?
VTuber界隈では、イラスト・キャラクターデザイン担当を「ママ」、Live2Dモデリング担当を「パパ」と呼ぶことがあります。必ず使う呼称ではないため、本人が案内している呼び方があればそちらを尊重しましょう。
SKIMAを初めて利用する方へ
SKIMAでは、VTuberの立ち絵やLive2D用イラストを制作しているクリエイターを探せます。
絵師ナビの招待リンクから新規会員登録すると、3,000円以上の決済で使える1,000円分のクーポンを受け取れます。クーポンの有効期限は取得日から30日間です。
1,000円クーポンを受け取ってSKIMAでVTuber用イラストを依頼する
※招待リンクを開いた端末・ブラウザと同じ環境で会員登録を完了してください。招待特典の内容や条件は変更される場合があるため、登録時にSKIMA公式サイトで最新情報をご確認ください。
※この招待リンクを経由して所定の条件を満たした場合、絵師ナビにもSKIMA内の紹介特典が付与されます。絵師ナビはSKIMAの公式運営・関係者ではありません。
まとめ
VTuberの立ち絵依頼は、一般的なイラストよりも予算がかかり、工程も複雑です。しかし、信頼できる絵師さん(ママ)やモデラーさん(パパ)と協力して作り上げたキャラクターは、活動の土台となる大切なキャラクターになります。
最初は専門用語に戸惑うかもしれませんが、注文シートや事前の確認を丁寧に行えば、初めてでも制作を進めやすくなります。
絵師ナビは、あなたのバーチャル世界への第一歩を応援しています。実績や利用条件を比較し、自分の活動方針に合うクリエイターを探してみてください。


