イラスト依頼の資料の作り方|絵師に伝わる参考画像と設定のまとめ方

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イラストを依頼するとき、「どんな資料を用意すればいい?」「絵が描けなくても資料を作れる?」と悩む方もいるでしょう。

依頼資料で大切なのは、きれいな設定画を作ることや、大量の参考画像を集めることではありません。

「何を描いてほしいのか」「どの画像のどこを参考にしてほしいのか」「絶対に守ってほしい条件は何か」が、絵師に分かる状態にすることが重要です。

絵を描けない場合でも、文章、色見本、参考画像、棒人間などの簡単な図を組み合わせれば依頼資料を作れます。

依頼資料は3段階で作る
① 1ページ目に依頼全体の概要をまとめる
② キャラクター・衣装・構図などの詳細資料を付ける
③ 「必須・希望・お任せ」と参考画像の見方を明記する

この記事では、初めてイラストを依頼する方に向けて、絵師へそのまま渡せる資料を作る順番、参考画像の整理方法、優先順位の付け方、資料テンプレートまで解説します。

資料以外も含めて依頼時に伝える内容を整理したい方は、「イラスト依頼で伝えることは?必要項目と書き方を初心者向けに解説」も参考にしてください。

  1. イラスト依頼の資料は「完成イメージを共有するため」に作る
  2. まず1ページ目に依頼全体をまとめる
  3. 見積もり用の資料と制作開始用の資料は分けて考える
  4. 詳細資料に入れる6つの項目
  5. キャラクター資料は「変えてほしくない特徴」を分かるようにする
    1. 正面から見えない部分も必要なら用意する
  6. 参考画像には「どこを参考にするか」を書く
    1. 複数画像を組み合わせる場合
  7. 必須・希望・お任せの3段階に分ける
  8. 決まっていない内容は「相談したい」と書いてよい
  9. 構図やポーズは棒人間や簡単な図でも伝えられる
  10. 表情は「笑顔」だけでなく程度まで伝える
  11. 背景・色・雰囲気は言葉と画像を組み合わせる
  12. 絵師に聞いた|依頼資料で役立つこと
    1. 真白いおさん|PDFや画像で資料を共有して認識違いを防ぐ
    2. サラスナさん|参考画像や簡単なラフでイメージを共有
    3. 冬空実さん|決まっていない部分は用途から相談できる場合もある
  13. 資料同士の矛盾と「最新版」を確認する
  14. 画像が多いときは番号とファイル名を整理する
  15. 情報不足の資料と伝わりやすい資料を比較
  16. そのまま使えるイラスト依頼資料テンプレート
  17. 他人の作品を参考画像にするときの注意点
  18. 資料を送る前の7項目チェックリスト
  19. イラスト依頼の資料に関するよくある質問
    1. 自分で絵を描けなくても資料を作れますか?
    2. 参考画像は何枚用意すればいいですか?
    3. 資料はPDFにまとめる必要がありますか?
    4. キャラクター設定が全部決まっていなくても依頼できますか?
    5. 資料が完成していなくても見積もりできますか?
    6. 第三者の画像を参考にしてもいいですか?
  20. まとめ|資料は「何を見るか」と「何を優先するか」が伝わればいい

イラスト依頼の資料は「完成イメージを共有するため」に作る

依頼資料の目的は、依頼者と絵師が同じ完成イメージを共有しやすくすることです。

資料があると、例えば次の内容を確認しやすくなります。

  • 何を描くのか
  • どの程度の作業量になるのか
  • どの部分を必ず残すのか
  • どこまで絵師に提案してもらえるのか
  • 依頼者がイメージしている雰囲気

逆に、参考画像が10枚あっても、それぞれの役割が書かれていなければ、「どの画像の何を採用すればよいのか」が分かりにくくなります。

資料は枚数より、情報の意味と優先順位が分かることを意識しましょう。

まず1ページ目に依頼全体をまとめる

資料が複数ページ・複数ファイルになる場合でも、最初に依頼全体を一覧できるページを作っておくと整理しやすくなります。

例えば、歌ってみた動画用のイラストなら次のようにまとめられます。

項目 記入例
使用目的 YouTubeの歌ってみた動画
描いてほしいもの オリジナルキャラクター1人・胸上
全体の雰囲気 夜・少し寂しい・青系
必須 青い瞳、右耳のピアス
希望 髪が少し風になびいている
お任せ 手のポーズ、細かな背景装飾
詳細資料 01キャラ全体/02衣装/03構図/04色・雰囲気

この1ページを見れば、依頼の大枠が分かる状態を目指します。

その後に、髪型や衣装などの細かな資料を付けていきます。

見積もり用の資料と制作開始用の資料は分けて考える

最初からすべての細部を決めた資料を作れない場合もあります。

依頼先が対応している場合は、まず作業量を判断できる情報で見積もりを相談し、正式依頼へ進む段階で詳細資料をそろえる方法もあります。

段階 主に必要な情報
見積もり時 人数、描画範囲、背景、差分、用途、希望納期など
制作開始前 髪型、衣装、正確な色、表情、ポーズ、装飾、背景の詳細など

例えば見積もり時点では、

人物1人・全身・背景あり・表情差分3種類を希望しています。

程度まで分かれば、相談を始められるケースもあります。

ただし、衣装や背景の複雑さによって料金が変わる場合もあるため、依頼先が指定する資料や見積もり方法がある場合は、そちらを優先してください。

詳細資料に入れる6つの項目

詳細資料は、大きく次の6項目に分けると整理しやすくなります。

項目 伝えること 絵を描けない場合
キャラクター 外見・体格・年齢感・特徴 文章や既存資料
髪・顔 髪型・色・目・ほくろ・傷など 部位ごとの参考画像
衣装・小物 服装・装飾・色・残したい特徴 参考画像+説明文
表情・ポーズ 感情・顔の向き・姿勢 棒人間や簡単な図
背景・構図 場所・人物位置・余白 四角・矢印などの図
色・雰囲気 メインカラー・明暗・印象 カラーパレット・参考画像

依頼内容によって不要な項目は省いて構いません。

SNSアイコンなら背面衣装や全身の細部まで必要ない場合があります。一方、全身立ち絵やキャラクターデザインでは、正面から見えない部分まで必要になることがあります。

キャラクター資料は「変えてほしくない特徴」を分かるようにする

既存キャラクターを描いてもらう場合は、まずキャラクター全体が分かる画像を基本資料にします。

特に確認しやすくしたいのは、

  • 髪型・髪色
  • 目の形・色
  • 衣装
  • アクセサリー
  • ほくろ・傷
  • 角・耳・尻尾などの特徴
  • 体格
  • 左右非対称のパーツ

などです。

左右で異なる装飾がある場合は、「本人から見て右」「画像の左側」など、位置を誤解しにくい形で示しましょう。

正面から見えない部分も必要なら用意する

横向き・後ろ姿を描いてもらう可能性がある場合は、必要に応じて背面や側面の情報も伝えます。

例えば、

  • 後ろ髪
  • 衣装の背面
  • マント・フード
  • 背中側の装飾
  • 後ろに付いた小物

などです。

まだデザインが決まっていない場合は、無理に決める必要はありません。

背面デザインは決まっていないため、正面の印象に合う形で相談したいです。

のように、未定であることと希望する進め方を伝えましょう。

参考画像には「どこを参考にするか」を書く

参考画像を使用する場合に特に重要なのが、画像ごとの役割を明記することです。

例えば、3枚の参考画像を使う場合でも、単に

この3枚みたいな感じでお願いします。

だけでは、どの画像のどの特徴を使うのか判断しにくくなります。

次のように分けると、意図を伝えやすくなります。

画像A:前髪の形だけ参考にしてください。
画像B:青と白の配色を参考にしてください。
画像C:人物の向きとポーズだけ参考にしてください。
絵柄や衣装デザインを同じにする必要はありません。

参考画像全体を近づけたいのか、一部分だけを見るのかを明記しましょう。

複数画像を組み合わせる場合

髪型などを複数の画像から組み合わせたい場合も、採用する部分を具体的に書きます。

前髪は画像A、後ろ髪は画像Bを参考にしてください。
髪色は画像Cの濃い青を希望しています。

これだけでも、「A・B・Cをどのように組み合わせるのか」が分かりやすくなります。

必須・希望・お任せの3段階に分ける

依頼資料の条件は、すべて同じ重要度で並べるのではなく、次の3種類に分けると伝わりやすくなります。

区分 意味
必須 必ず反映してほしい・変更してほしくない内容
希望 可能であれば取り入れてほしい内容
お任せ 絵師の判断や提案に任せられる内容

例えば、衣装について次のように整理できます。

必須

  • 白いワンピース
  • 胸元に青いリボン
  • 右耳に星型のピアス

希望

  • 夏らしい軽い印象
  • 髪が少し風になびいている

お任せ

  • 袖の細かな形
  • 靴のデザイン
  • 背景の細かな装飾

すべてを必須にすると提案できる範囲が狭くなることがあります。

一方、絶対に残してほしい特徴を「お任せ」にしてしまうと、完成後に大きな認識違いが起こる可能性があります。

自分が何にこだわっていて、どこなら任せられるかを整理しましょう。

決まっていない内容は「相談したい」と書いてよい

依頼資料は、すべての項目を埋めなければ完成しないものではありません。

例えば、

  • ポーズは決められない
  • 背景の構図が分からない
  • 背面衣装が決まっていない
  • 色を2案で迷っている

といった場合があります。

その場合は、

ポーズは使用目的に合うものを相談したいです。

や、

衣装の配色は青系と紫系で迷っています。全体のバランスを見ながら相談したいです。

のように書けます。

絵師ナビで取材した冬空実さんも、具体的なイメージが決まっていない場合には、どのような使い方をしたいかが分かれば提案の参考にできると話しています。

冬空実さんのインタビューを読む

構図やポーズは棒人間や簡単な図でも伝えられる

構図資料のために、完成したイラストを自分で描く必要はありません。

例えば、

  • 丸で頭を描く
  • 棒人間で姿勢を描く
  • 矢印で視線を示す
  • 四角で文字を置く場所を示す
  • 人物を置きたい位置を丸で囲む

といった簡単な図でも、位置関係を共有できます。

YouTubeのサムネイルなら、

人物は左側へ配置し、右側はタイトル文字を入れるため空けたいです。

と文章で補足すると、用途との関係も伝わります。

表情は「笑顔」だけでなく程度まで伝える

同じ「笑顔」でも、完成イメージには幅があります。

例えば、

  • 歯を見せた明るい笑顔
  • 口を閉じた控えめな笑顔
  • 目を細めた優しい笑顔
  • 少し照れた笑顔

では印象が異なります。

「笑顔」とだけ書くより、目元や口元まで簡単に補足すると共有しやすくなります。

表情差分が必要な場合も、「喜・怒・哀・楽」だけでなく、どの程度の感情なのかを補足しておくとよいでしょう。

背景・色・雰囲気は言葉と画像を組み合わせる

背景資料では、場所だけでなく時間帯や雰囲気も伝えると完成像を共有しやすくなります。

例えば、

春の朝の明るい森。全体的に柔らかい光で、緑と水色を中心にしたいです。

と、

霧がかかった夜の森。暗い青・紫を中心に、不安を感じる雰囲気にしたいです。

では、「森」という同じ場所でも大きく印象が変わります。

色に強い希望がある場合は、文章だけではなくカラーパレットや色見本を付ける方法もあります。

絵師に聞いた|依頼資料で役立つこと

絵師ナビでは、実際に個人からイラスト依頼を受けているイラストレーターにも、資料やヒアリングについて伺っています。

以下は各イラストレーター自身の制作方法であり、すべての絵師に共通するルールではありませんが、資料を作る際の参考になります。

真白いおさん|PDFや画像で資料を共有して認識違いを防ぐ

真白いおさんは、資料がないまま制作すると、完成後のイメージの相違や追加修正につながる可能性があると話しています。

そのため、相談時には制作内容や参考資料をPDF・画像へまとめて添付してもらっています。

資料を作る目的は、豪華な設定資料を作ることではなく、完成後に「思っていたものと違った」となる可能性を減らすことにあります。

真白いおさんのインタビューを読む

サラスナさん|参考画像や簡単なラフでイメージを共有

サラスナさんは、文章だけでは完成イメージの共有が難しい場合、参考画像を提示してもらったり、必要に応じて簡単なラフを使ったりして認識を合わせています。

また、キャラクターの特徴や、特に残してほしいチャームポイントがある場合は事前に伝えてほしいと話しています。

これは、資料を「たくさん送る」より、何を大切にしてほしいのかを明確にすることの重要性を示す例です。

サラスナさんのインタビューを読む

冬空実さん|決まっていない部分は用途から相談できる場合もある

冬空実さんは、依頼者の希望に加えて、使用目的を考慮した別案を提案することもあると話しています。

具体的な完成像が決まっていない場合でも、何に使いたいのかを伝えることで提案につながることがあります。

資料を作る際も、分からない部分を無理に決めるのではなく、「ここは相談したい」と明記する方法があります。

冬空実さんのインタビューを読む

資料同士の矛盾と「最新版」を確認する

資料を送る前に、文章と画像、複数の画像同士で設定が食い違っていないか確認します。

例えば、

  • 文章では黒髪なのに設定画では茶髪
  • 正面図と背面図で衣装が違う
  • 古い衣装と新しい衣装が混在している
  • 左右のアクセサリー位置が資料ごとに違う
  • 古いキャラクター設定を最新設定と一緒に入れている

などです。

古い資料も参考として必要なら、

現在の設定は資料03です。資料01と異なる部分は資料03を優先してください。

のように優先順位を書きます。

画像が多いときは番号とファイル名を整理する

資料を必ずPDF1つへまとめる必要はありません。

ただし、画像が多い場合は番号やファイル名を付けると説明と対応させやすくなります。

例えば、

  • 01_依頼概要
  • 02_キャラクター全体
  • 03_髪型・顔
  • 04_衣装正面
  • 05_衣装背面
  • 06_構図参考
  • 07_色・雰囲気

のようにします。

「スクリーンショット123」「画像1」だけではなく、ファイル名を見ただけで内容が分かる形にすると整理しやすくなります。

情報不足の資料と伝わりやすい資料を比較

情報が不足しやすい伝え方 整理した伝え方
この3枚みたいな感じ 画像Aは髪型、Bは色、Cはポーズだけ参考
かわいい感じ 明るく親しみやすい雰囲気。ピンク・白中心
笑顔 口を閉じた、少し照れた笑顔
服はお任せ 青いリボンだけ必須。その他の細部はお任せ
森の背景 春の朝の明るい森。柔らかい光を希望
いい感じのポーズ 明るく元気な印象。具体的なポーズは提案希望

文章量を増やすことが目的ではありません。

絵師が迷いそうな部分を、必要な範囲だけ具体化することがポイントです。

そのまま使えるイラスト依頼資料テンプレート

資料をゼロから作る場合は、次の形から必要な項目だけ残して使えます。

【1.使用目的】
例:YouTubeの歌ってみた動画

【2.描いてほしい内容】
例:オリジナルキャラクター1人・胸上

【3.全体のイメージ】
例:夜・静か・少し寂しい雰囲気。青系を中心にしたい

【4.キャラクター資料】
・全体:資料01
・髪・顔:資料02
・衣装:資料03

【5.構図・ポーズ】
例:人物は左寄り。右側は動画タイトル用に空けたい
ポーズの細部は相談希望

【6.表情】
例:口を閉じた、少し寂しそうな笑顔

【7.背景】
例:夜の街。細かな構成はお任せ

【8.必須条件】
・青い瞳
・右耳の星型ピアス
・資料03の衣装

【9.希望条件】
・髪を少し風になびかせたい
・青と紫を中心にしたい

【10.お任せできる部分】
・手のポーズ
・背景の細かな装飾
・光の表現

【11.参考画像の説明】
資料04:人物の向きだけ参考
資料05:背景の色・光の雰囲気だけ参考
※絵柄やキャラクターデザインを同じにする必要はありません。

【12.資料の優先順位・最新版】
例:キャラクター設定は資料01が最新版です。古い資料と異なる場合は資料01を優先してください。

【13.相談したい部分】
例:背景の構図は決められていないため、使用目的に合う形を相談したいです。

依頼先が専用のテンプレートやフォームを用意している場合は、その形式を優先してください。

他人の作品を参考画像にするときの注意点

他のイラストレーターの作品などを参考として示す場合は、

この作品と同じ絵柄で描いてください。

と作品全体の再現を求めるのではなく、

この画像は青と紫の配色だけ参考にしたいです。

のように、参考にしたい要素を具体的に示しましょう。

また、参考画像の扱いや送信方法について依頼先・利用サービス側に案内がある場合は、そのルールを確認してください。

必要以上に画像を転載・再配布するのではなく、依頼に必要な情報を整理して共有することを意識しましょう。

資料を送る前の7項目チェックリスト

  • 依頼全体の概要が最初に分かる
  • 参考画像ごとに「何を見るか」を書いた
  • 必須・希望・お任せを分けた
  • 資料同士に矛盾がない
  • 最新版がどれか分かる
  • 決まっていない部分は「相談したい」と書いた
  • 不要・重複・不鮮明な資料を減らした

この7点がそろっていれば、細かな資料を大量に用意していなくても、依頼内容を整理しやすくなります。

イラスト依頼の資料に関するよくある質問

自分で絵を描けなくても資料を作れますか?

作れます。

文章、色見本、参考画像、棒人間、丸や矢印を組み合わせれば、キャラクターや構図の希望を伝えられます。

重要なのは絵の上手さではなく、どの情報を伝えたいのかが分かることです。

参考画像は何枚用意すればいいですか?

決まった枚数はありません。

枚数を増やすことより、キャラクター、衣装、構図など依頼に必要な情報がそろっているかを確認してください。

同じ情報を示す画像が何枚もある場合は、代表的なものへ絞ると確認しやすくなります。

資料はPDFにまとめる必要がありますか?

必須ではありません。

画像ファイルを個別に送る場合でも、番号やファイル名、説明文を対応させれば整理できます。

ただし、依頼先からPDF・画像形式・ファイル共有方法などの指定がある場合は、その案内に従ってください。

キャラクター設定が全部決まっていなくても依頼できますか?

依頼先が相談・提案に対応していれば、決まっていない部分を相談できる場合があります。

「決まっている内容」「相談したい内容」「お任せできる内容」を分けて伝えましょう。

資料が完成していなくても見積もりできますか?

依頼先によります。

人数、描画範囲、背景、差分、用途など、作業量を判断できる概要から見積もり相談できる場合があります。

ただし、衣装や背景の複雑さによって料金が変わる場合もあるため、正確な金額を出すために詳細資料を求められることもあります。

第三者の画像を参考にしてもいいですか?

参考に使う場合は、何を参考にしたいのかを限定して伝え、作品全体の再現や特定の絵師の絵柄の模倣を求めないようにしましょう。

画像の扱いについて依頼先やサービス側に指定がある場合は、その案内も確認してください。

まとめ|資料は「何を見るか」と「何を優先するか」が伝わればいい

イラスト依頼の資料で大切なのは、画像を大量に集めることや、自分で上手な設定画を描くことではありません。

まず、1ページ目に依頼の概要をまとめ、その後にキャラクター、衣装、構図、色などの詳細資料を付けましょう。

そして、

  • この画像のどこを参考にしてほしいか
  • 絶対に残してほしいものは何か
  • できれば反映してほしいものは何か
  • 絵師へ任せられる部分はどこか
  • まだ決まっておらず相談したい部分はどこか

を分けておくと、資料の意味が伝わりやすくなります。

絵が描けなくても、文章・色見本・参考画像・簡単な図を使えば資料は作れます。

「きれいな資料を作る」ことより、「依頼者と絵師が同じ完成イメージを共有できる状態を作る」ことを目標にしてください。

資料が整理できたら、依頼先本人が案内している受付方法や必要事項を確認し、指定された方法で相談しましょう。