イラスト依頼の資料の作り方|絵師に伝わる参考画像と設定のまとめ方

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イラストを依頼するとき、「どんな資料を用意すればよいかわからない」「参考画像をどう整理すればよいかわからない」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言うと、資料づくりで大切なのは画像の枚数ではなく、どの画像のどこを参考にしてほしいのかと、条件の優先順位を明記することです。絵を描けない方でも、文章や色見本、簡単な図を組み合わせれば、イメージを伝えるための資料を作れます。

「イラスト依頼で伝えることは?必要項目と書き方を初心者向けに解説」では、依頼時に伝える情報全般を扱っています。資料以外の内容も確認したい方は、あわせてご覧ください。

この記事では、イラスト依頼に添える資料の中身と整理方法に絞って解説します。

  1. イラスト依頼の資料に入れたい内容一覧
  2. 依頼資料は何のために作る?
  3. 見積もり前と制作開始前で必要な資料は違う
    1. 見積もり前に伝えたい情報
    2. 制作開始前に必要な詳細
  4. キャラクターの資料を作る方法
    1. 正面から見た外見
    2. 横や後ろから見た情報
    3. 身長や体格
    4. 年齢感と雰囲気
  5. 髪型や顔の資料を整理する方法
  6. 衣装の資料を作る方法
    1. 必ず残してほしい要素
    2. 変更してもよい要素
  7. 構図やポーズの資料を作る方法
  8. 表情の資料を作る方法
  9. 背景の資料を作る方法
  10. 色や雰囲気を伝える資料の作り方
  11. 参考画像には説明文を付けよう
    1. 悪い例
    2. 改善例
  12. 必須条件・希望・お任せを分ける
  13. 資料同士の矛盾を確認する
  14. 自分で絵を描けない場合の資料の作り方
  15. 資料を1つのファイルにまとめるべき?
  16. イラスト依頼の資料テンプレート
  17. イラスト依頼の資料で避けたいこと
    1. 説明なしで画像を大量に送る
    2. 矛盾する資料を送る
    3. 他人の作品と同じ仕上がりを求める
    4. 必須条件を後から追加する
    5. 古い資料を最新版として送る
    6. 小さすぎる・不鮮明な画像を使う
    7. 関係のない資料まで送る
  18. 資料を送る前のチェックリスト
  19. イラスト依頼の資料に関するよくある質問
    1. 自分で絵を描けなくても資料を作れますか?
    2. 参考画像は何枚必要ですか?
    3. 他人のイラストを参考資料として送ってもよいですか?
    4. 資料はPDFにまとめる必要がありますか?
    5. 資料が完成していなくても見積もりを頼めますか?
  20. まとめ|画像の数より参考箇所と優先順位を明確にしよう
  21. 絵師に伝わる依頼資料を準備したい方へ

イラスト依頼の資料に入れたい内容一覧

まずは、資料に盛り込む可能性がある項目の全体像を確認しましょう。

  • キャラクターの外見
  • 髪型・髪色
  • 顔や目の特徴
  • 衣装
  • 小物・装飾
  • 体格・身長
  • 表情
  • 構図
  • ポーズ
  • 背景
  • 色・雰囲気
  • 使用目的や画像の用途

すべての資料を用意する必要はありません。

依頼内容に応じて、必要な項目だけを選んで整理しましょう。たとえば、既存キャラクターのSNSアイコンを依頼する場合と、新しいキャラクターデザインを依頼する場合では、必要な資料の量や内容が異なります。

TRPG用の立ち絵を依頼する場合は、キャラクター設定に加えて、秘匿情報の扱い、表情差分、使用するセッションツールなど、用途特有の確認事項があります。詳しくは「TRPG立ち絵の依頼方法」をご覧ください。

依頼資料は何のために作る?

依頼資料は、絵師と完成イメージを共有するために作ります。

主な目的は次のとおりです。

  • 絵師が完成イメージを理解する
  • 見積もりや作業量を判断する
  • 依頼者と絵師の認識違いを減らす
  • 認識違いによる修正や確認の往復を減らしやすくする
  • 必ず反映してほしい条件を明確にする

ただし、資料の枚数を増やせば、必ず認識違いがなくなるわけではありません。

画像が多くても、どこを参考にすればよいかわからなければ、絵師側の確認負担が増えてしまいます。枚数よりも、資料の役割や優先順位がわかることが重要です。

見積もり前と制作開始前で必要な資料は違う

最初から、細部まで決めた完全な資料を用意できないこともあります。

依頼先が対応している場合は、まず見積もりに必要な概要を伝え、正式依頼前や制作開始前に詳細資料をそろえる進め方もあります。

見積もり前に伝えたい情報

見積もり前には、作業量を判断できる情報を中心に伝えます。

  • 人数
  • 描写範囲
  • 衣装の複雑さ
  • 背景の有無
  • 差分の有無
  • 使用目的
  • 希望納期

たとえば、「人物1人、全身、描き込み背景あり、表情差分3種類」のように伝えると、必要な作業量を判断してもらいやすくなります。

制作開始前に必要な詳細

正式な依頼へ進む場合は、次のような詳細をそろえます。

  • 髪型
  • 目の形
  • 細かな装飾
  • 正確な色
  • ポーズ
  • 表情
  • 背景の詳細

依頼先によって、見積もり時点で必要な資料や、受付可能な段階は異なります。プロフィールや依頼案内に必要事項が書かれている場合は、その指示に従ってください。

キャラクターの資料を作る方法

キャラクターの資料では、正面から見た全体像を基本として、制作に必要な方向や細部を追加します。

正面から見た外見

正面資料では、次の要素がわかるようにしましょう。

  • 髪型
  • 衣装
  • 全体の配色
  • 小物や装飾

既存の設定画がある場合は、その画像を基本資料として使えます。

設定画がない場合は、文章や複数の参考画像を使い、「髪型」「衣装」「色」などの役割を分けて説明しましょう。

横や後ろから見た情報

横向きや後ろ姿を描く可能性がある場合は、横・背面の情報も必要です。

正面から見えない部分を絵師側が推測しなければならない状態では、依頼者の想定と異なるデザインになることがあります。

たとえば、次のような部分です。

  • 髪の後ろ側
  • 衣装の背面
  • フードやマント
  • 背中の装飾
  • 後ろ側に付いた小物

横や背面のデザインが決まっていない場合は、「未定のため相談したい」「正面の印象に合う形で任せたい」など、希望する進め方を伝えましょう。

身長や体格

身長や体格も、キャラクターの印象に影響します。

  • 小柄
  • 細身
  • 筋肉質
  • 肩幅が広い
  • 手足が長い
  • 丸みのある体格

具体的な身長が決まっていれば数値で伝えられます。

数値がわからない場合は、「隣の人物より頭半分ほど低い」など、ほかの人物との比較で表す方法もあります。

複数人を描いてもらう場合は、それぞれの身長差や体格差がわかるようにしましょう。

年齢感と雰囲気

実年齢だけでなく、見た目の年齢や雰囲気も伝えると、完成イメージを共有しやすくなります。

たとえば、次のような表現があります。

  • 幼く見える
  • 大人っぽい
  • 中性的
  • 落ち着いている
  • 活発
  • 優しそう
  • クール
  • 親しみやすい

「20歳」とだけ伝えるよりも、「20歳だが、少し幼く見える」「落ち着いた大人っぽい印象」のように補足すると伝わりやすくなります。

髪型や顔の資料を整理する方法

髪型や顔の特徴は、キャラクターの印象を大きく左右します。

次の項目を整理しましょう。

  • 前髪
  • 横髪
  • 後ろ髪
  • 髪の長さ
  • 髪色
  • 目の形
  • 目の色
  • ほくろ
  • そのほかの特徴

複数の参考画像を使う場合は、どの画像のどの部分を組み合わせたいのかを明記してください。

たとえば、次のように書きます。

画像Aの前髪と、画像Bの後ろ髪を組み合わせたいです。
髪色は画像Cの濃い青を参考にしてください。

「画像Aと画像Bのような髪型」とだけ書くと、どの要素を採用すべきか判断しにくくなります。

左右で異なる装飾や、特徴的な傷・ほくろなどがある場合は、位置も明記しましょう。

衣装の資料を作る方法

衣装資料では、全体の形と細部の両方がわかるように整理します。

確認したい主な部分は次のとおりです。

  • 正面
  • 背面
  • アクセサリー
  • 模様
  • 素材感

全体像がわかる資料と、装飾や模様を拡大した資料を分けると確認しやすくなります。

必ず残してほしい要素

変更してほしくない部分は、必須条件として書きましょう。

  • 胸元のリボン
  • 左右非対称の袖
  • 特定の紋章
  • 色の組み合わせ
  • キャラクターを象徴するアクセサリー

変更してもよい要素

細部を絵師へ任せられる場合は、その範囲も伝えましょう。

  • 細かな装飾
  • 靴の形
  • 模様の配置
  • 素材の表現
  • 小物の細部

すべてを固定するのではなく、必須条件と調整可能な部分を分けることで、絵師側が提案できる範囲もわかりやすくなります。

構図やポーズの資料を作る方法

構図やポーズでは、人物の位置と見え方を整理します。

  • 人物の向き
  • 顔、胸上、腰上、全身のどこまで描くか
  • カメラの位置
  • 視線
  • 手足の位置
  • 人物同士の距離
  • 文字を入れる余白
  • 縦長、横長、正方形
  • 人物を置きたい位置

構図の資料は、きれいなイラストである必要はありません。

簡単な棒人間や丸、矢印を使い、人物と小物の位置関係を示すだけでも役立ちます。

たとえば、YouTubeのサムネイル用なら、人物と文字を配置する場所を四角や矢印で示せます。

左側に人物を配置し、右側はタイトル文字を入れるため空けてください。

このように用途と位置関係をセットで伝えると、実際の使用場面に合う構図を共有しやすくなります。

表情の資料を作る方法

表情を伝えるときは、感情だけでなく、その程度や口元・目元の状態も補足しましょう。

  • 笑顔
  • 怒り
  • 悲しみ
  • 驚き
  • 無表情
  • 照れ
  • 困り顔

たとえば、「笑顔」には次のような違いがあります。

  • 歯を見せた明るい笑顔
  • 口を閉じた控えめな笑顔
  • 目を細めた優しい笑顔
  • 少し照れた笑顔

「笑顔でお願いします」だけでなく、「口を閉じた控えめな笑顔」のように補足すると、イメージが伝わりやすくなります。

表情差分が必要な場合は、差分ごとに変えたい部分も整理してください。

  • 目の形
  • 眉の向き
  • 口の形
  • 頬の赤み
  • 涙や汗などの追加要素

背景の資料を作る方法

背景資料では、場所だけでなく、時間帯や雰囲気も伝えましょう。

主な種類には次のようなものがあります。

  • 背景なし
  • 背景透過
  • 単色
  • 模様
  • 室内
  • 屋外
  • 街並み
  • 自然
  • 幻想的な空間

場所に加えて、次の情報があるとイメージを共有しやすくなります。

  • 時間帯
  • 天気
  • 季節
  • 光の方向
  • 明るさ
  • 全体の雰囲気

たとえば、「森の背景」だけでなく、「春の朝の明るい森」「霧がかかった暗い森」のように補足すると、完成イメージが変わります。

背景を細かく指定するほど、作業量や料金が増える場合があります。依頼内容に必要な範囲を整理し、不明な点は見積もり時に確認しましょう。

色や雰囲気を伝える資料の作り方

色や雰囲気は、言葉と色見本を組み合わせると伝わりやすくなります。

整理したい項目は次のとおりです。

  • メインカラー
  • サブカラー
  • 避けたい色
  • 明るい・暗い
  • かわいい・かっこいい
  • やわらかい・重厚
  • 温かい・冷たい
  • ポップ・ダーク

「青」と言っても、水色に近い青、鮮やかな青、黒に近い紺色など幅があります。

色の認識違いを避けたい場合は、カラーパレットや色見本を添えましょう。

避けたい色がある場合も、「赤は使用しないでほしい」「全体が暗くなりすぎないようにしたい」など、具体的に伝えてください。

参考画像には説明文を付けよう

資料作りで特に重要なのが、参考画像ごとに役割を付けることです。

悪い例

  • 画像を大量に送り、説明を付けない
  • 「こんな感じでお願いします」とだけ書く
  • 複数画像のどこを採用したいのかわからない
  • 画像同士の優先順位がわからない

この状態では、絵師がどの要素を参考にすべきか判断しにくくなります。

改善例

  • 画像1:前髪の形を参考
  • 画像2:衣装の配色を参考
  • 画像3:ポーズの雰囲気を参考
  • 画像4:背景の光の表現を参考

画像全体を近づけてほしいのか、一部分だけを参考にしたいのかも明記しましょう。

画像3はポーズの向きだけ参考にしてください。衣装や絵柄を同じにする必要はありません。

このように書くと、参考範囲を限定できます。

必須条件・希望・お任せを分ける

資料内の条件は、次の3段階に分けると伝わりやすくなります。

区分 内容
必須条件 絶対に変更してほしくない要素
希望条件 可能であれば反映してほしい要素
お任せ 絵師の判断や提案に任せる要素

たとえば、次のように整理できます。

必須条件

  • 胸元のリボンは青色
  • 左目の下にほくろがある
  • キャラクターは全身で描く

希望条件

  • 髪は少し風になびかせたい
  • 優しく笑っている表情
  • 背景は明るい色合い

お任せ

  • 細かな光の表現
  • 小物の配置
  • 背景の装飾

すべてを必須条件にすると、制作の自由度が狭くなる場合があります。

一方で、絶対に残してほしい要素を「お任せ」にすると、完成後に大きな修正が必要になる可能性があります。優先度を整理したうえで共有しましょう。

資料同士の矛盾を確認する

資料を送る前に、文章と画像、複数の画像同士で内容が食い違っていないか確認してください。

よくある矛盾の例は次のとおりです。

  • 設定文では黒髪なのに、画像では茶髪になっている
  • 正面図と背面図で衣装が異なる
  • 古い資料と新しい資料が混在している
  • 左右の装飾が画像ごとに違う
  • 表情や性格の説明が一致していない

古い資料も参考として必要な場合は、どの資料を優先するか明記しましょう。

最新設定は資料3です。資料1と異なる部分は、資料3を優先してください。

設定が未確定で、複数案から選んでほしい場合は、その旨も書き添えてください。

衣装は資料2と資料3のどちらにするか迷っています。料金や全体のバランスを見て相談したいです。

自分で絵を描けない場合の資料の作り方

自分で設定画を描けなくても、依頼資料は作れます。

次の方法を組み合わせてみましょう。

  • 文章で特徴を書く
  • 色見本を用意する
  • 参考画像ごとに採用箇所を書く
  • 簡単な棒人間を描く
  • 丸や矢印で位置を示す
  • 既存のキャラクター設定を整理する
  • 文章と画像を1つの文書にまとめる

重要なのは、絵の上手さではなく、必要な情報が伝わることです。

たとえば、人物の位置を四角で囲み、視線の向きを矢印で示すだけでも構図資料になります。

細かなデザインを絵師へ提案してほしい場合は、どこまで決まっていて、どこから任せたいのかを明記しましょう。

資料を1つのファイルにまとめるべき?

資料は、必ずしも1つのファイルにまとめる必要はありません。

ただし、画像の数が多い場合は、資料一覧を作ると確認しやすくなります。

  • 資料に番号を付ける
  • ファイル名をわかりやすくする
  • 説明文と画像番号を対応させる
  • 古い版と最新版を区別する
  • 資料の優先順位を明記する

ファイル名も、「画像1」「スクリーンショット」だけではなく、内容がわかる形にしましょう。

  • 01_キャラクター全体
  • 02_髪型
  • 03_衣装正面
  • 04_衣装背面
  • 05_構図参考

具体的な送信方法や使用できるファイル形式は、依頼先の案内を確認してください。

イラスト依頼の資料テンプレート

依頼資料を整理するときは、次のテンプレートを使えます。

【資料一覧】
・資料1:キャラクター全体
・資料2:髪型
・資料3:衣装
・資料4:構図・ポーズ
・資料5:背景・雰囲気

【必須条件】

【希望条件】

【お任せできる部分】

【資料の優先順位】

【完成イメージ】

【補足】

必要のない項目は削除し、依頼内容に合わせて使ってください。

資料が整理できたら、「絵師に依頼するDMの送り方」を参考に、依頼の概要や挨拶を加えて連絡しましょう。

イラスト依頼の資料で避けたいこと

資料を作るときは、情報を増やすだけでなく、不要な混乱を避けることも大切です。

説明なしで画像を大量に送る

画像ごとの役割がわからないと、どの要素を採用すべきか確認する必要があります。

画像には番号を付け、参考にしてほしい箇所を書き添えましょう。

矛盾する資料を送る

資料によって髪色や衣装が違う場合、どちらが正しいか判断できません。

矛盾を解消できない場合は、優先する資料を明記してください。

他人の作品と同じ仕上がりを求める

ほかの絵師の作品を参考資料として示す場合でも、作品全体の再現や絵柄の模倣を求めることは避けましょう。

「配色」「ポーズの方向性」「衣装の形」など、参考にしたい部分を限定して伝えてください。

必須条件を後から追加する

作業が進んだ後に必須条件を追加すると、大きな修正や作り直しが必要になる場合があります。

重要な条件は、制作開始前に共有しましょう。

古い資料を最新版として送る

過去の設定資料を使用する場合は、現在の設定と異なる部分を明記してください。

最新版のファイル名や優先順位がわかるように整理しましょう。

小さすぎる・不鮮明な画像を使う

細部が見えない資料では、装飾や色を確認できません。

可能な範囲で、必要な部分を確認できる画像を用意してください。

関係のない資料まで送る

資料が多すぎると、必要な情報を探す負担が増えます。

依頼内容に直接関係する資料を選び、似た画像が重複している場合は整理しましょう。

資料を送る前のチェックリスト

  • キャラクター全体がわかる
  • 髪型と髪色がわかる
  • 衣装の正面と必要な背面がわかる
  • 配色がわかる
  • 小物や装飾がわかる
  • 構図とポーズがわかる
  • 背景の有無がわかる
  • 参考画像ごとに説明を付けた
  • 必須条件を明記した
  • 希望条件とお任せを分けた
  • 資料同士に矛盾がない
  • 最新版がわかる
  • 資料の優先順位を書いた
  • 不鮮明な画像を除いた
  • 不要な資料を減らした
  • ファイル名や番号を整理した

イラスト依頼の資料に関するよくある質問

自分で絵を描けなくても資料を作れますか?

文章、色見本、簡単な図、参考画像を組み合わせて作れます。

棒人間や矢印でも、人物の位置や向きを伝える資料になります。絵の完成度よりも、参考にしてほしい内容が明確であることが大切です。

参考画像は何枚必要ですか?

決まった枚数はありません。

枚数を増やすことよりも、髪型、衣装、構図、色など、必要な情報がそろっているかを確認しましょう。

各画像の参考箇所を説明し、似た画像や不要な資料は減らすと確認しやすくなります。

他人のイラストを参考資料として送ってもよいですか?

他人の作品を参考として示す場合は、作品全体の再現や絵柄の模倣を求めず、「配色」「ポーズの方向性」「衣装の形」など、参考にしたい部分を限定して伝えましょう。

画像を公開資料へ転載したり、自分の設定画として扱ったりせず、依頼先が参考画像の使用方法を指定している場合は、その案内に従ってください。

資料はPDFにまとめる必要がありますか?

PDFにまとめることは必須ではありません。

画像が多い場合は一覧資料があると確認しやすくなりますが、対応できる形式は依頼先によって異なります。

ファイル形式や送信方法について指定がある場合は、その案内に従いましょう。

資料が完成していなくても見積もりを頼めますか?

依頼先が対応している場合は、人数、描写範囲、背景、差分、用途など、見積もりに必要な概要を先に伝えられます。

ただし、衣装や背景の複雑さがわからなければ、正確な見積もりを出せない場合もあります。

どの段階でどの資料が必要か、依頼先の案内を確認してください。

まとめ|画像の数より参考箇所と優先順位を明確にしよう

イラスト依頼の資料は、絵師と完成イメージを共有し、作業内容や見積もりを判断してもらうために作ります。

資料を用意するときは、画像の枚数を増やすことよりも、次の点を意識しましょう。

  • 画像ごとに参考箇所を書く
  • 必須条件・希望条件・お任せを分ける
  • 資料同士の矛盾をなくす
  • 最新版と優先順位を明記する
  • 必要な情報だけを整理する

自分で絵を描けなくても、文章、色見本、参考画像、簡単な図を組み合わせれば資料を作れます。

依頼先が対応している場合は、見積もり前に概要を伝え、正式依頼前や制作開始前に詳細をそろえる進め方もあります。

依頼全体の流れを確認したい方は、「イラスト依頼の方法」もあわせてご覧ください。

絵師に伝わる依頼資料を準備したい方へ

絵師ナビでは、初めてイラストを依頼する方に向けて、依頼内容の伝え方、料金、納品、権利などの情報を発信しています。

気になるイラストレーターが見つかったら、本人の依頼案内を確認し、必須条件と参考箇所を整理した資料を準備してください。

料金や納期、必要な資料の形式は依頼先によって異なるため、相談前に案内を確認しましょう。