一枚絵を依頼する方法|料金相場・頼み方・絵師の選び方

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SNSに投稿したい、記念日を残したい、配信で使いたい。そんなとき、「誰に頼めばよいのか」「料金はいくらかかるのか」「背景や構図はどこまで決めればよいのか」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からいうと、一枚絵の依頼をスムーズに進めるには、使用目的・登場人物・背景の有無・構図の方向性・サイズ・利用条件をある程度整理したうえで、絵師に相談することが大切です。

すべてを細かく決め切る必要はありません。自分で決めたい部分と、絵師に相談・提案してほしい部分を分けて伝えることでも、完成イメージを共有しやすくなります。

この記事では、一枚絵とはどのようなイラストかという基本から、料金相場の考え方、依頼前に決めておきたいこと、絵師の探し方・選び方、見積もり、ラフ確認や修正、商用利用の注意点まで、一枚絵を依頼する流れを解説します。

  1. 一枚絵の依頼とは?
  2. 一枚絵と立ち絵・アイコン・キャラクターデザインの違い
  3. 一枚絵はどんな用途で依頼できる?
  4. 一枚絵を依頼する前に決めること
    1. 使用目的
    2. 登場する人物・キャラクター
    3. 描写範囲
    4. 背景
    5. 構図
    6. サイズ・縦横比
    7. 予算・納期・利用条件
  5. 一枚絵を依頼するときに伝えること
  6. 構図が決まっていなくても依頼できる?
  7. 一枚絵の参考資料の作り方
  8. 一枚絵の料金相場は?
  9. 一枚絵で追加料金になることがある項目
    1. 人物追加
    2. 背景
    3. 小物・武器
    4. 複雑な衣装
    5. 差分
    6. 商用利用
    7. 短納期
    8. 元データ・レイヤー分け
  10. 背景はどこまで依頼する?
  11. 複数人の一枚絵を依頼するときの注意点
  12. 一枚絵のサイズ・解像度・納品形式
  13. 一枚絵を依頼する絵師の探し方
  14. 一枚絵を依頼する絵師の選び方
  15. 一枚絵の見積もりで確認すること
  16. 一枚絵依頼の制作の流れ
  17. ラフで確認するポイント
  18. 修正をお願いするときのポイント
  19. 一枚絵の商用利用・著作権
  20. 一枚絵依頼で避けたいこと
    1. 用途を伝えない
    2. 人数や背景を曖昧にする
    3. 構図を後から大幅に変える
    4. 参考作品の完全再現を求める
    5. 料金だけで絵師を決める
    6. 商用利用を後から伝える
    7. ラフを無断使用する
    8. 基本料金だけを見て予算を決める
  21. 一枚絵依頼のチェックリスト
  22. よくある質問
    1. 一枚絵は背景なしでも依頼できますか?
    2. 一枚絵の構図は自分で決める必要がありますか?
    3. 一枚絵の料金は何で変わりますか?
    4. 人物を2人描いてもらうと料金は2倍ですか?
    5. 一枚絵を配信や動画で使えますか?
    6. サイズがわからない場合はどうすればよいですか?
    7. ラフ後に構図を変更できますか?
    8. 一枚絵をSNSアイコンにも使えますか?
  23. まとめ|用途・構図・背景を整理して一枚絵を依頼しよう
  24. 一枚絵を依頼できる絵師を探したい方へ

一枚絵の依頼とは?

一枚絵とは、1枚で完成した作品として仕上げるイラストのことです。

人物を中心に描いた作品もあれば、背景や小物、光などの演出を含め、1枚全体で世界観を表現する作品もあります。「背景付きでなければ一枚絵ではない」というわけではありません。

また、「一枚絵」という名称でどこまで制作するかについて、統一された基準があるわけではありません。

人物のみ、簡易背景付き、描き込みの多い背景込みなど、依頼先によって制作範囲が異なるため、料金表や商品ページ、作例を確認しましょう。

一枚絵と立ち絵・アイコン・キャラクターデザインの違い

依頼したいものが一枚絵なのか、それとも別の成果物なのかを整理しておくと、絵師へ希望を伝えやすくなります。

種類 主な目的 特徴
一枚絵 1枚の完成作品として見せる 構図、背景、演出を含む場合がある
立ち絵 キャラクターを見せる 全身や腰上など、人物中心
アイコン SNSプロフィールなど 顔・上半身が中心
キャラクターデザイン 外見そのものを考える 設定や衣装のデザインを含む

「一枚絵」という名称でも背景の有無や対応範囲は絵師によって異なるため、料金表や依頼ページを確認してください。

一枚絵はどんな用途で依頼できる?

一枚絵は、観賞用だけでなく、SNS、記念イラスト、配信、動画、ゲーム、Webサイト、印刷物など幅広い用途で依頼できます。

ただし、同じ一枚絵でも使用目的によって必要なサイズや縦横比、納品データ、利用条件が変わります。

用途 まず確認したい内容 必要に応じて相談するもの
SNS投稿・記念イラスト 完成した一枚絵、使用先に合うサイズ・縦横比 正方形・縦長などの別サイズ、トリミング利用
配信待機画面・サムネイル 配信画面に合うサイズ・縦横比 文字を置くスペース、文字あり・なしの差分
動画・MV 動画サイズに合う一枚絵 人物と背景の分離、表情差分、背景のみ、レイヤー分け
Webサイト 掲載場所に合うサイズ・形式 背景透過、別サイズへの展開
印刷物・グッズ 印刷する商品に必要なサイズ・画像データ 塗り足し、カラーモード、背景透過など入稿先が指定する仕様

特に動画では、「完成した一枚の画像を表示するだけ」の場合と、人物や背景を分けて動かしたり、表情を切り替えたりする場合とでは必要なデータが異なります。

人物と背景を別々に使いたい、表情差分が必要、カメラワークに合わせて背景を広く使いたいといった予定がある場合は、完成後ではなく見積もり前に相談しましょう。

PSDやレイヤー分けデータが、必ず一枚絵の基本料金に含まれているわけではありません。対応できる形式や追加料金は絵師によって異なります。

また、印刷物やグッズに使用する場合は、利用する印刷会社やサービスによって入稿仕様が異なるため、入稿先の条件も確認したうえで相談するとスムーズです。

一枚絵を依頼する前に決めること

依頼前にすべてを細かく決める必要はありませんが、次の項目を整理しておくと相談しやすくなります。

使用目的

まず、何に使用する一枚絵なのかを決めます。

SNS投稿、個人観賞、配信、動画、グッズなど、予定している用途を整理しましょう。

歌ってみた動画で一枚絵を使用する場合は、通常の一枚絵依頼に加えて、動画の縦横比、サムネイル利用、歌詞や文字を置くスペース、背景透過や差分の要否なども確認しておくとスムーズです。詳しくは「歌ってみたイラストを依頼する方法|料金相場・頼み方・絵師の選び方」で解説しています。

登場する人物・キャラクター

次に、誰を描いてもらうのかを決めます。

  • 人数
  • キャラクター設定
  • 既存デザインがあるか
  • 新しくデザインする必要があるか

すでにデザインが決まっているキャラクターを一枚絵にしてもらう場合と、キャラクターの外見そのものから考えてもらう場合では依頼内容が異なります。

キャラクター自体のデザインから依頼したい場合は、「キャラクターデザインを依頼する方法|料金相場・頼み方・絵師の選び方」で詳しく解説しています。

描写範囲

人物をどこまで描くのかも整理します。

  • バストアップ
  • 腰上
  • 全身

描写範囲によって料金が異なる場合があります。

背景

背景についても、大まかな希望を考えておきましょう。

  • 背景なし
  • 単色
  • グラデーション
  • 簡易背景
  • 室内
  • 風景
  • 建物
  • 描き込みの多い背景

「簡易背景」が具体的に何を指すかは絵師によって異なります。

料金表に「簡易背景込み」と書かれていても、自分が希望している背景が対象になるとは限らないため、必要に応じて見積もり時に確認しましょう。

構図

構図については、次のような決め方があります。

  • 自分で具体的に指定する
  • 大まかな希望だけ伝える
  • 絵師に提案してもらう

どこまで提案してもらえるかは絵師によって異なるため、構図が決まっていない場合は相談できるか確認しましょう。

サイズ・縦横比

一枚絵を使用する場所から逆算して考えます。

例えば、次のような形があります。

  • 正方形
  • 横長
  • 縦長
  • 動画・配信画面用

使用先の仕様が決まっている場合は、その情報もあわせて伝えましょう。

予算・納期・利用条件

人物数や背景などを含めた予算を考え、使用予定日がある場合は、そこから逆算して希望納期を決めます。

配信や動画、グッズなどで使用する場合は、その用途もあわせて整理しましょう。

依頼全体の基本的な進め方は「イラスト依頼の方法」でも解説しています。

一枚絵を依頼するときに伝えること

必要な情報を整理して具体的に伝えることで、完成イメージの認識を合わせやすくなります。

一枚絵を依頼するときは、例えば次の内容を伝えます。

  • 使用目的
  • 人物数
  • キャラクター資料
  • 描写範囲
  • 構図
  • ポーズ
  • 表情
  • 背景
  • 雰囲気
  • 配色
  • サイズ
  • 縦横比
  • 納品形式
  • 予算
  • 希望納期
  • 商用利用の有無
  • 実績公開の可否
  • 参考画像

すべてを指定する必要があるわけではありません。

決まっていない項目がある場合は、「この部分は相談したい」「構図はおまかせしたい」などと伝える方法もあります。

具体的な依頼内容のまとめ方は、「イラスト依頼で伝えること12項目|チェックリストと例文付き」で詳しく解説しています。

構図が決まっていなくても依頼できる?

構図提案に対応している絵師であれば、構図が完全に決まっていなくても相談できる場合があります。

その場合でも、完成イメージにつながる情報を伝えておくと相談しやすくなります。

例えば、次のような内容です。

  • 人物同士の関係性
  • 視点
  • 雰囲気
  • 見せたい部分
  • 背景のイメージ

「夕方の教室で、2人が窓辺に並んでいる」のように、具体的なポーズではなく場面として伝える方法もあります。

構図をどこまで提案してもらえるかは絵師によって異なるため、「構図おまかせ」が可能かどうかを事前に確認しましょう。

一枚絵の参考資料の作り方

参考資料には、完成イメージを伝えるために必要な情報をまとめます。

例えば、次のようなものがあります。

  • キャラクター資料
  • 衣装資料
  • 背景
  • 小物
  • ポーズ
  • 雰囲気
  • 配色

画像を渡す場合は、「この画像の衣装を参考にしてほしい」「この写真のような夕方の雰囲気にしたい」など、どこを参考にしてほしいのかを添えると伝わりやすくなります。

既存作品の構図や絵柄をそのまま再現するよう求めるのではなく、希望する方向性を伝えるための参考として使用しましょう。

また、他人の作品を許可なく転載した資料をSNSや公開ページなどで共有することは避けてください。

資料の具体的なまとめ方は「イラスト依頼の資料の作り方」で解説しています。

一枚絵の料金相場は?

一枚絵の料金は、人物の描写範囲や背景、構図、使用目的などによって大きく変わります。

絵師ナビ編集部では2026年8月、SKIMAで公開されている一枚絵の「その他」「スチル」「背景」の各カテゴリから表示順に60件ずつ、計180件の商品を確認しました。

商品ページに公開されている開始価格をカテゴリ別に参考集計すると、次のようになりました。

制作内容 比較件数 中央の価格 半数の商品が含まれた価格帯
一枚絵「その他」(用途混在) 60件 5,000円 約3,000〜8,000円
スチル・記念・動画などに使われる一枚絵 60件 10,000円 約6,000〜15,000円
背景・情景を中心としたイラスト 60件 9,000円 約4,000〜20,000円

今回の確認では、同じ一枚絵関連の商品でも、カテゴリや制作内容によって公開価格に幅がありました。

特に、人物を中心とした一枚絵と、背景や情景の描き込みを重視した作品では、同じ料金として単純に比較できません。

また、最初に表示されている価格が、そのまま希望する一枚絵の最終料金になるとは限りません。

例えば、基本料金では人物1人やバストアップのみを対象としており、全身、背景、人物追加などをオプションとしている商品があります。一方で、最初から背景や商用利用などを含めた料金を設定している商品もあります。

そのため、5,000円や10,000円といった中央の価格を「一枚絵をこの金額で依頼できる相場」とそのまま考えるのではなく、公開されている開始価格を比較したときの目安として見るのが適切です。

商品ページの最初の表示価格だけで判断せず、人物数、描写範囲、背景、差分、利用条件など、希望する内容のどこまでが基本料金に含まれているかを確認してください。

※2026年8月にSKIMAの一枚絵関連カテゴリのうち、「その他」「スチル」「背景」から各60件、計180件の公開商品を確認し、商品ページに表示されている開始価格を参考集計したものです。「半数の商品が含まれた価格帯」は、価格順に並べた際の中央50%を示しています。期間限定価格・割引価格などが含まれる場合があります。無作為抽出ではなく、SKIMA以外を含む市場全体の平均価格や、オプション追加後の見積もり額、実際の成約価格を示すものではありません。

一般的なイラスト依頼の料金については、「イラスト依頼の相場はいくら?用途別の料金目安と費用が変わる理由」でも解説しています。

一枚絵で追加料金になることがある項目

一枚絵では、基本料金とは別に追加料金が設定されている項目があります。

人物追加

人物1人を基本料金として、2人目以降に追加料金を設定しているケースがあります。

何人まで基本料金に含まれているかを確認しましょう。

背景

背景の有無や描き込み量によって料金が異なることがあります。

特に室内、建物、街並みなど、希望する背景がある場合は見積もり時に伝えましょう。

小物・武器

武器、楽器、家具、乗り物などの小物は、内容によって追加料金が設定されている場合があります。

複雑な衣装

細かな装飾や模様など、制作内容によって追加料金が設定されている場合があります。

差分

表情差分、衣装差分、背景差分などを追加で納品してもらう場合、別料金になることがあります。

商用利用

商用利用に追加料金や条件が設定されている場合があります。

使用予定がある場合は、依頼前に伝えましょう。

短納期

通常より短い納期を希望する場合、対応できなかったり、追加料金が設定されていたりすることがあります。

急ぎの場合は、希望日を伝えて対応可能か確認しましょう。

元データ・レイヤー分け

PSDなどの元データや、人物・背景を分けたデータの納品は、基本料金に含まれず追加料金になることがあります。

動画編集などで必要になる場合は、見積もり前に相談しましょう。

背景はどこまで依頼する?

一枚絵の背景には、さまざまな形式があります。

  • 背景なし
  • 単色
  • グラデーション
  • 簡易背景
  • 室内
  • 風景
  • 建物
  • 描き込みの多い背景

背景を重視した一枚絵を依頼したい場合は、人物作品だけでなく、背景込みの完成作品も確認しましょう。

特に、室内を描いてほしい場合は室内背景、自然風景を描いてほしい場合は風景を含む作品を見るなど、希望する内容に近い実績を確認すると、自分の希望との相性を判断しやすくなります。

また、「簡易背景」という名称だけでは具体的な内容がわからない場合があります。

料金表や作例を確認し、必要であれば「この程度の背景は基本料金に含まれますか」と相談しましょう。

複数人の一枚絵を依頼するときの注意点

2人以上を一枚絵に描いてもらう場合は、人物ごとの資料だけでなく、人物同士の関係や構図も伝えるとイメージを共有しやすくなります。

特に確認したいのは次の項目です。

  • 人物追加料金の有無
  • 人物同士の身長差
  • 関係性
  • 位置関係
  • 衣装
  • 接触ポーズ
  • 全員分の資料
  • 画面内で特に見せたい人物・要素

例えば、同じ2人を描く場合でも、「横に並ぶ」「抱き合う」「背中合わせになる」などで構図は変わります。

料金についても、人数が2倍になれば必ず料金も2倍になるというわけではありません。依頼先の料金体系を確認しましょう。

一枚絵のサイズ・解像度・納品形式

一枚絵のサイズや解像度は、使用する場所から逆算して決めます。

例えば、次のような使用先があります。

  • SNS
  • 配信
  • 動画
  • Webサイト
  • 印刷物

それぞれ必要なサイズや縦横比が異なる場合があります。

現在の用途だけでなく、将来的に別の場所でも使用する予定がある場合は、その予定も絵師へ伝えておくとよいでしょう。

納品形式にはPNG、JPEG、PSDなどがありますが、対応できる形式は絵師によって異なります。

サイズや解像度、納品形式の決め方は「イラスト依頼のサイズ・解像度・納品形式|用途別の決め方を初心者向けに解説」で詳しく解説しています。

一枚絵を依頼する絵師の探し方

一枚絵を依頼できる絵師は、SNS、作品投稿サイト、ポートフォリオ、イラスト依頼サービス、絵師紹介メディアなどから探せます。

検索するときは、例えば次のように依頼したい内容を組み合わせる方法があります。

  • 一枚絵 依頼
  • 一枚絵 受付中
  • 背景 イラスト 依頼
  • 記念イラスト 依頼
  • 配信 イラスト 依頼

候補を見つけたら、現在依頼を受け付けているか、希望する内容に対応しているかを確認しましょう。

詳しい探し方は「絵師の探し方」で解説しています。

一枚絵を依頼する絵師の選び方

候補となる絵師を見つけたら、好みの絵柄だけでなく、希望する一枚絵との相性を確認します。

例えば、次のような項目があります。

  • 一枚絵の制作実績
  • 人物の作風
  • 背景の実績
  • 構図
  • 複数人物の実績
  • 希望する世界観
  • 色や雰囲気
  • 料金
  • 納期
  • 修正条件
  • 利用条件

一枚絵を依頼する場合は、人物単体の作品だけでなく、背景や構図を含めた完成作品を見ることで、自分が希望する作品との相性を判断しやすくなります。

フォロワー数や料金だけで決めるのではなく、依頼したい内容に近い制作実績があるかを確認しましょう。

詳しい選び方は「絵師の選び方」で解説しています。

一枚絵の見積もりで確認すること

見積もりの際に次の項目を確認しておくと、料金や納品内容に関する認識の違いを減らしやすくなります。

  • 基本料金
  • 人物数
  • 描写範囲
  • 背景
  • 構図
  • 小物
  • 差分
  • サイズ
  • 商用利用
  • 修正回数
  • 追加修正の料金
  • 納期
  • 納品形式
  • 支払い方法
  • 実績公開の可否
  • キャンセル条件

特に、一枚絵では人物や背景を追加した結果、料金表に表示されている基本料金より見積もり額が高くなることがあります。

そのため、「合計でいくらになるか」「何が含まれているか」を確認しましょう。

料金表の確認方法は「絵師の料金表の見方を初心者向けに解説|基本料金と追加料金の確認ポイント」、見積もりの頼み方は「イラスト依頼の見積もり方法|頼み方・必要項目・確認ポイントを解説」で詳しく解説しています。

一枚絵依頼の制作の流れ

一枚絵を依頼するときの一般的な流れの一例は、次のとおりです。

  1. 用途・内容を整理する
  2. 絵師を探す
  3. 相談・見積もり
  4. 正式依頼
  5. 指定されたタイミングで支払い
  6. 資料を共有する
  7. 構図・ラフを確認する
  8. 必要な修正を伝える
  9. 清書・着彩
  10. 最終確認
  11. 納品

ただし、制作工程や支払いのタイミングは絵師や利用するサービスによって異なります。

例えば、正式依頼前に資料を共有する場合もあれば、支払い後に詳細な資料を確認する場合もあります。

依頼先の案内に従って進めましょう。

依頼全体の流れは「イラスト依頼の方法」でも詳しく解説しています。

ラフで確認するポイント

一枚絵では、ラフ段階で作品全体の方向性を確認することが重要です。

例えば、次の点を確認します。

  • 構図
  • 人物の位置
  • ポーズ
  • 表情
  • 背景
  • 視線
  • 画面のバランス
  • キャラクターの見え方
  • 全体の雰囲気

特に構図や人物の配置など、作品全体に関わる部分はラフ段階で確認しておきましょう。

清書後に構図全体を変更する場合、対応できなかったり、追加料金が必要になったりすることがあります。

確認のポイントは「イラスト依頼のラフ確認で見るポイントは?修正の伝え方も解説」で詳しく解説しています。

修正をお願いするときのポイント

修正を依頼するときは、まず修正回数や対応範囲を確認しましょう。

ラフ段階と清書後では、修正できる内容が異なる場合があります。

修正をお願いするときは、「なんとなく違う」ではなく、「人物をもう少し中央に寄せたい」「表情をもう少し笑顔にしたい」など、変更してほしい箇所と希望を具体的に伝えると意図を共有しやすくなります。

また、依頼時にはなかった要望を後から追加したり、決定済みの構図を大幅に変更したりする場合は、追加対応となる可能性があります。

希望がある部分は、できるだけ早い段階で共有しましょう。

一枚絵の商用利用・著作権

一枚絵を依頼したからといって、自由にすべての用途で使用できるとは限りません。

例えば、次のような用途を予定している場合は、依頼前に具体的に伝えて利用条件を確認しましょう。

  • 配信
  • 動画
  • 広告
  • グッズ
  • 収益化している動画・配信・Webコンテンツなど

何を商用利用として扱うかは、絵師や依頼サービスの条件によって異なる場合があります。そのため、「商用利用します」とだけ伝えるのではなく、実際にどこで、どのように使用する予定なのかを伝えて確認することが大切です。

また、商用利用の許可と著作権譲渡は別のものです。

料金を支払っただけで著作権が依頼者へ移るわけではなく、自由な加工や別用途での利用、第三者への提供などが認められるとも限りません。

「一度動画で使用したイラストを後からグッズにも使いたい」といった場合も、当初確認した利用範囲に含まれるか確認しましょう。

商用利用、二次利用、著作権譲渡の違いは「イラスト依頼の著作権は誰のもの?商用利用・二次利用・著作権譲渡を解説」で詳しく解説しています。

一枚絵依頼で避けたいこと

用途を伝えない

用途によって必要なサイズや利用条件が変わる場合があります。

依頼時に、予定している使用先を伝えましょう。

人数や背景を曖昧にする

人物数や背景は料金や制作内容に関係する重要な項目です。

決まっている範囲で、見積もり前に伝えましょう。

構図を後から大幅に変える

一度決めた構図を制作途中で大幅に変更すると、追加作業が必要になる場合があります。

ラフ段階までに方向性を確認しましょう。

参考作品の完全再現を求める

既存作品と同じ構図や絵柄をそのまま再現するよう求めるのではなく、参考にしてほしい要素を具体的に伝えましょう。

料金だけで絵師を決める

料金だけでなく、希望する一枚絵に近い実績や作風、対応内容なども確認しましょう。

商用利用を後から伝える

利用条件や料金が変わる可能性があるため、商用利用を予定している場合は依頼前、遅くとも見積もり時までに伝えましょう。

ラフを無断使用する

ラフは完成品として納品された作品とは限りません。

許可なくSNSへ公開したり、動画や配信で使用したり、別の絵師へ渡して制作に利用したりすることは避けましょう。

基本料金だけを見て予算を決める

人物追加、背景、小物、商用利用、差分などによって追加料金が発生する場合があります。

料金表の基本料金だけではなく、希望する内容を含めた合計金額を確認しましょう。

一枚絵依頼のチェックリスト

依頼前に次の項目を確認してみましょう。

  • 使用目的を決めた
  • 人物数を決めた
  • キャラクター資料を用意した
  • 描写範囲を決めた
  • 背景の希望を整理した
  • 構図の希望を整理した
  • 参考資料を用意した
  • サイズを決めた
  • 縦横比を決めた
  • 納品形式を確認した
  • 予算を決めた
  • 希望納期を決めた
  • 一枚絵の実績を確認した
  • 背景の実績を確認した
  • 料金表を確認した
  • 人物追加料金を確認した
  • 背景料金を確認した
  • 修正回数を確認した
  • 追加料金を確認した
  • 商用利用を確認した
  • 実績公開の条件を確認した
  • 支払い方法を確認した
  • キャンセル条件を確認した

よくある質問

一枚絵は背景なしでも依頼できますか?

背景なしや簡易背景の一枚絵に対応している絵師もいます。

「一枚絵」という名称だけでは背景の有無は判断できないため、料金表や作例、依頼ページを確認しましょう。

一枚絵の構図は自分で決める必要がありますか?

必ずしも自分ですべて決める必要はありません。

構図提案に対応している絵師であれば、大まかな場面や雰囲気を伝えて相談できる場合があります。

どこまで対応してもらえるかは、依頼前に確認しましょう。

一枚絵の料金は何で変わりますか?

人物数、描写範囲、背景、構図、衣装、小物、差分、用途、修正条件などによって変わります。

料金表の金額だけで判断せず、希望する内容を伝えて見積もりを確認しましょう。

人物を2人描いてもらうと料金は2倍ですか?

必ず2倍になるとは限りません。

2人目以降を追加料金として設定している場合など、料金体系は絵師によって異なります。

一枚絵を配信や動画で使えますか?

対応している絵師もいますが、使用条件は依頼先によって異なります。

配信や動画で使う予定がある場合は、依頼前に用途を伝え、利用条件を確認しましょう。

サイズがわからない場合はどうすればよいですか?

「YouTubeの動画で使いたい」「SNSへ投稿したい」など、使用先を伝えたうえで絵師へ相談する方法があります。

使用先の仕様も確認しながら決めましょう。

ラフ後に構図を変更できますか?

対応できる場合もありますが、大幅な変更は追加料金や再制作の対象になることがあります。

修正条件を確認し、構図について気になる点があればラフ段階で伝えましょう。

一枚絵をSNSアイコンにも使えますか?

トリミングや別用途での使用が認められているか、利用条件を確認してください。

一枚絵として依頼した作品をSNSアイコンなど別の用途で使う場合、当初合意した利用範囲に含まれないことがあります。

SKIMAを初めて利用する方へ

SKIMAでは、一枚絵を制作しているさまざまなイラストレーターを探せます。

絵師ナビの招待リンクから新規会員登録し、電話番号認証を完了すると、3,000円以上の決済で使える1,000円分のクーポンを受け取れます。

1,000円クーポンを受け取ってSKIMAで一枚絵を依頼する

※クーポンの有効期間は取得日から30日間です。招待特典の内容や条件は変更される場合があるため、登録時にSKIMA公式サイトで最新情報をご確認ください。

※この招待リンクを経由して所定の条件を満たした場合、絵師ナビにもSKIMA内の紹介特典が付与されます。絵師ナビはSKIMAの公式運営・関係者ではありません。

まとめ|用途・構図・背景を整理して一枚絵を依頼しよう

一枚絵を依頼するときは、次のポイントを整理しておきましょう。

  • 一枚絵は1枚の完成作品として使うイラスト
  • 背景の有無だけでは定義できない
  • まず用途を決める
  • 人物数、描写範囲、背景を整理する
  • 構図は大まかな方向性だけでも共有する
  • 参考資料には参考にしてほしい箇所を添える
  • 用途によって必要な納品データが変わる
  • 料金は人物数や背景、構図、利用条件などによって変わる
  • サイズは用途から決める
  • 一枚絵・背景・構図の実績を見て絵師を選ぶ
  • 見積もりで基本料金に含まれる内容と追加料金を確認する
  • ラフ段階で構図や人物配置を確認する
  • 商用利用や別用途での使用条件を事前に確認する

一枚絵は、人物だけでなく構図や背景、雰囲気なども含めて1枚の作品として仕上げます。

依頼前にすべてを細かく決める必要はありませんが、用途や希望する場面、自分で決めたい部分と絵師に相談したい部分を整理して伝えることが、希望する作品に近づけるための第一歩です。

一枚絵を依頼できる絵師を探したい方へ

絵師ナビでは、イラストレーターへのインタビューやプロフィール記事、イラスト依頼に関する情報を掲載しています。

一枚絵を実際に制作しているイラストレーターの作品や制作への考え方を知りたい方は、インタビューも参考にしてみてください。

一枚絵を依頼する際は、好みの絵柄だけでなく、人物・背景・構図を含めた一枚絵の制作実績、料金、納期、修正条件、利用条件などを確認し、自分の目的に合う絵師を探してみてください。