Twitchスタンプを絵師に依頼する方法|サイズ・料金・依頼文を解説

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Twitchで収益化機能を使えるようになり、自分のキャラクターを使ったオリジナルスタンプを作りたい。クリエイターダッシュボードには利用可能なスタンプ枠が表示されているものの、「何を何個作ればよいのか」「28・56・112ピクセルのうち、どれを絵師へ頼めばよいのか」が分からず、依頼へ進めないこともあります。

「笑う」「泣く」「盛り上がる」「ありがとう」といった反応をスタンプにしても、チャット上では最小28×28ピクセルまで縮小されます。通常の一枚絵や立ち絵をそのまま小さくするだけでは、表情や文字がつぶれてしまうことがあります。

依頼前に最初に行うのは、自分のクリエイターダッシュボードを開き、現在利用できるスタンプの種類とスロット数を確認することです。

Twitchでは現在、アフィリエイト・パートナーだけでなく、収益化ツールへのオンボーディングを完了した対象ストリーマーもスタンプを利用できます。ただし、アフィリエイト・パートナーには追加の機能や特典があり、利用できる種類やスロット数は全員同じではありません。

また、静止画スタンプとアニメーションスタンプでは、ファイル形式や制作工程が異なります。納品後も原則としてTwitchの審査があり、すぐに視聴者が使えるとは限りません。

まずは実際のスロットを確認し、使う場面を想像できるスタンプから依頼内容を整理しましょう。DiscordやYouTube、SNSなど、Twitch以外でも使う予定がある場合は、見積もりを依頼する段階で絵師へ伝える必要があります。

スタンプ以外に、アイコン、立ち絵、サムネイル、待機画面などのうち、何を先に用意するか迷っている場合は、配信活動に必要なイラスト一覧|最初に用意するものと依頼の順番も参考にしてください。

  1. Twitchスタンプとは?
  2. Twitchスタンプを利用できる条件を確認する
    1. アフィリエイト・パートナー限定という説明は現在と異なる
    2. 自分が使える種類とスロット数の確認方法
  3. Twitchスタンプの主な種類
    1. サブスクライバースタンプ
    2. フォロワースタンプ
    3. Bits関連のスタンプ
    4. アニメーションスタンプ
  4. Twitchスタンプとサブスクライバーバッジの違い
    1. スタンプ
    2. サブスクライバーバッジ
  5. Twitchスタンプのサイズとファイル形式
    1. 静止画スタンプの仕様
    2. アニメーションスタンプの仕様
  6. 自動リサイズと手動アップロードはどちらを選ぶ?
    1. 自動リサイズ
    2. 手動アップロード
  7. 静止画スタンプとアニメーションスタンプの違い
  8. 最初に何個・どのスタンプを作る?
  9. 小さくても見やすいTwitchスタンプのデザイン
    1. 28ピクセルで意味が分かる構図にする
    2. 文字入りスタンプの注意点
    3. スタンプコードも決めておく
  10. 絵師に渡すキャラクター資料とスタンプ一覧
    1. キャラクター資料に入れるもの
    2. スタンプごとの指定を表にする
  11. Twitchスタンプを依頼する絵師の探し方・選び方
  12. Twitchスタンプを依頼するときに伝えること
    1. 依頼内容チェックリスト
  13. Twitchスタンプの依頼文テンプレート
  14. Twitchスタンプの料金は何で決まる?
    1. イラスト制作に関する要素
    2. 納品データに関する要素
    3. アニメーションに関する要素
    4. 利用条件に関する要素
  15. 依頼からアップロードまでの流れ
  16. ラフ・納品データで確認すること
    1. ラフ確認で見るポイント
    2. 納品データのチェックリスト
  17. Twitchへのアップロードと審査
    1. 原則としてTwitchの審査がある
    2. インスタントアップロードを使える場合
    3. 却下された場合
  18. Twitchのガイドラインと第三者の権利
    1. 他作品のキャラクターやミームを使う場合の注意
  19. Twitch以外でもスタンプを使いたい場合
    1. サービスごとに画像仕様が異なる
    2. グッズ利用は別の用途として伝える
  20. Twitchスタンプの著作権とクレジット
    1. 制作費を支払っても著作権が自動的に移るとは限らない
    2. 加工の範囲を確認する
    3. 絵師のクレジットとアーティスト帰属
  21. Twitchスタンプ依頼で避けたいこと
  22. Twitchスタンプを依頼する絵師を絵師ナビで探すときは
  23. Twitchスタンプについてよくある質問
    1. アフィリエイトでなくてもスタンプを使えますか?
    2. 自分が使えるスタンプ数はどこで確認できますか?
    3. 最初は何個依頼すればよいですか?
    4. 28・56・112ピクセルはすべて必要ですか?
    5. Twitchスタンプに文字を入れられますか?
    6. 通常の立ち絵をスタンプにできますか?
    7. アニメーションスタンプは誰に依頼しますか?
    8. 納品されたらすぐ使えますか?
    9. Twitch用スタンプをDiscordでも使えますか?
    10. スタンプの著作権は依頼者のものになりますか?
  24. まとめ

Twitchスタンプとは?

Twitchスタンプとは、チャットで言葉や反応の代わりに使用する小さな画像です。

Twitchの日本語版公式案内では「スタンプ」と表記されます。英語では「Emote」と呼ばれるため、絵師の募集や出品ページでは「Twitchエモート」という名称が使われていることもあります。

Twitchには、すべてのユーザーが利用できるグローバルスタンプのほか、配信者が自分のチャンネル用に設定するカスタムスタンプがあります。

カスタムスタンプには、主に次の種類があります。

  • サブスクライバー向けスタンプ
  • フォロワー向けスタンプ
  • Bitsの利用条件に応じて解放されるスタンプ
  • 動きの付いたアニメーションスタンプ

視聴者が使える条件や使用できる場所は、スタンプの種類や配信者のアカウント状態によって異なります。「Twitchスタンプはすべて同じ仕組み」と考えず、クリエイターダッシュボードに表示されている区分を確認してください。

Twitchスタンプを利用できる条件を確認する

アフィリエイト・パートナー限定という説明は現在と異なる

以前は、Twitchのカスタムスタンプを利用するには、アフィリエイトまたはパートナーになる必要があると案内されていました。

しかしTwitchは2026年5月、サブスク、Bits、スタンプ、バッジ、チャンネルポイントなどの機能を、世界中の対象ストリーマーへ広げました。

現在は、収益化ツールへのオンボーディングを完了した対象ストリーマーも、サブスクライバー向けスタンプを利用できます。

ただし、「収益化済みストリーマー」「アフィリエイト」「パートナー」の機能がすべて同じになったわけではありません。

主な違いとして、次の点があります。

  • 非アフィリエイト・非パートナーの収益化済みストリーマーは、自分のチャンネルスタンプを自チャンネル外で利用できない
  • フォロワースタンプは、公式案内ではアフィリエイトとパートナーが対象
  • インスタントアップロードは、条件を満たしたアフィリエイトとパートナーが対象
  • 利用できるスタンプの種類やスロット数は、資格やアカウント状態などによって異なる

古い解説記事にある「アフィリエイトになるまでスタンプを作れない」という説明だけを前提にせず、自分のアカウントに表示されている機能を基準にしてください。

自分が使える種類とスロット数の確認方法

クリエイターダッシュボードを開き、左側のメニューから次の順に進みます。

視聴者向け報酬 → スタンプ

依頼前には、次の項目を確認してください。

  • 現在表示されているスタンプの種類
  • 空いているスロット数
  • サブスクライバー向けスタンプの枠
  • フォロワースタンプを設定できるか
  • アニメーションスタンプ用の枠があるか
  • ティアごとの枠が表示されているか
  • すでにライブラリーへ保存しているスタンプ
  • 次のスロットが解放される条件

スタンプスロットは、資格やアカウントの状態などによって変わります。依頼する個数は、自分の画面で現在使える枠を確認してから決めましょう。

Twitchスタンプの主な種類

種類 誰が使うものか 主な用途 依頼前に確認すること
サブスクライバースタンプ チャンネルのサブスクライバー あいさつ、笑い、応援、感謝など 利用資格、ティア、スロット数、チャンネル外での利用範囲
フォロワースタンプ チャンネルをフォローした視聴者 フォロワー向けの無料特典 設定資格、枠数、チャンネル内外での利用範囲
Bits関連のスタンプ 所定のBits条件を満たした視聴者 Cheeringなどへの特典 ダッシュボードに表示される枠と解放条件
アニメーションスタンプ 対象スタンプを利用できる視聴者 動きのある反応や演出 専用スロット、GIFの仕様、制作対応者

サブスクライバースタンプ

チャンネルをサブスクライブした視聴者向けのスタンプです。

収益化ツールへ登録した対象ストリーマーも利用できますが、非アフィリエイト・非パートナーの場合は、視聴者がそのスタンプを自チャンネル外で使用できないという制限があります。

依頼するときは「サブスク用を何個作るか」だけでなく、現在のダッシュボードで実際に有効化できる個数を確認してください。

フォロワースタンプ

フォロワースタンプは、チャンネルをフォローした視聴者が利用できるスタンプです。

2026年8月3日時点のTwitch公式案内では、アフィリエイトとパートナーが設定でき、最大5個をフォロワー向けの枠へ割り当てられます。

サブスクライバーではないフォロワーは、原則としてそのチャンネル内で使用します。一方、サブスクライバーは、解放したフォロワースタンプをTwitch内の別チャンネルでも使用できます。

制度や枠数は変更される可能性があるため、依頼直前にダッシュボードと公式案内を再確認してください。

Bits関連のスタンプ

Twitchには、CheeringやBitsの報酬ティアに応じて視聴者が利用できるスタンプがあります。

どの枠が利用できるか、どの条件で解放されるかは、ダッシュボード上の表示を確認してください。本記事では、Bits制度の詳しい解放条件や枠数までは扱いません。

アニメーションスタンプ

アニメーションスタンプは、GIF形式で動きを付けたスタンプです。

表情の変化、手を振る動き、震える動き、ハートが飛び出す演出などを加えられます。一方で、静止画よりも制作工程が増え、容量やフレーム数、点滅に関する条件にも合わせる必要があります。

アニメーションスタンプを利用できるかどうかや、利用できる枠数はアカウントの状態によって異なります。依頼前に、クリエイターダッシュボードへアニメーションスタンプ用の枠が表示されているか確認してください。

Twitchでは、アフィリエイト・パートナー向けの追加枠や特典が案内される場合もあります。

Twitchスタンプとサブスクライバーバッジの違い

Twitchスタンプとサブスクライバーバッジは、表示される場所と用途が異なります。

スタンプ

スタンプは、チャットへ投稿して感情や反応を表す画像です。

スタンプ選択画面やスタンプコードから使用し、「笑う」「泣く」「ありがとう」「盛り上がる」といった反応を伝えます。

サブスクライバーバッジ

サブスクライバーバッジは、サブスクライバーの名前の横へ表示される小さなアイコンです。

累計サブスク期間などに応じて段階を設定でき、チャットへ画像として投稿するものではありません。スタンプとは必要なサイズや用途が異なります。

スタンプ用の画像をそのままバッジへ流用すると、構図や細部が合わないことがあります。依頼するときは「スタンプ」と「サブスクライバーバッジ」を分けて見積もりを依頼してください。

Twitchスタンプのサイズとファイル形式

以下は、2026年8月3日時点で確認したTwitch公式仕様です。依頼直前とアップロード直前にも、最新の公式ガイドと実際のアップロード画面を確認してください。

静止画スタンプの仕様

アップロード方法 必要な画像 形式 容量 背景
自動リサイズ 112×112~4096×4096ピクセルの正方形画像1枚 PNG 1MB以下 透過
手動アップロード 28×28、56×56、112×112ピクセルの3枚 PNG 各100KB未満(Subscriber Emote Guide) 透過

自動リサイズでは、大きな正方形の画像を1枚アップロードすると、Twitch側が必要なサイズへ変換します。

手動アップロードでは、28・56・112ピクセルの3枚を用意します。3枚は同じ内容のデザインでなければなりません。

Twitch公式では、静止画スタンプの容量について案内ページによって記載が異なります。「Emote Formatting & Instant Emote Upload Requirements」では標準スタンプを1MB以下と案内する一方、「Subscriber Emote Guide」のManual Modeでは、28×28・56×56・112×112ピクセルの3ファイルをそれぞれ100KB未満としています。手動アップロードを利用する場合は、Manual Modeの案内と実際のアップロード画面に表示される条件を確認してください。

アニメーションスタンプの仕様

アップロード方法 必要な画像 形式 容量
自動リサイズ 112×112~4096×4096ピクセルの正方形画像1枚 GIF 1MB以下
手動アップロード 28×28、56×56、112×112ピクセルの3枚 GIF 各512KB以下

アニメーションスタンプには、さらに次の条件があります。

  • GIF画像は正方形にする
  • 最大60フレーム
  • 1秒間に3回を超える点滅・明滅を入れない
  • 最初のフレームが初期サムネイルになる
  • 必要に応じて別の静止画サムネイルを設定する
  • 手動アップロードでは3サイズすべてを用意する

「112×112ピクセルを1枚納品してもらえば、すべてのアップロード方法へ対応できる」とは限りません。

自動リサイズを使う場合は、大きな正方形画像を1枚用意します。手動アップロードを選ぶ場合は、28・56・112ピクセルの3枚が必要です。

イラストの用途に合ったサイズや納品形式の決め方は、イラスト依頼のサイズ・解像度・納品形式|用途別の決め方を初心者向けに解説でも詳しく紹介しています。

自動リサイズと手動アップロードはどちらを選ぶ?

自動リサイズ

自動リサイズでは、大きな正方形画像を1枚アップロードし、Twitch側で必要なサイズへ変換します。

メリットは、納品ファイルが少なく、管理しやすいことです。顔と表情を中心にしたシンプルなデザインでは、依頼内容も整理しやすくなります。

一方で、機械的に縮小されるため、細い線、小さな文字、細かな小物などが、意図した見え方にならないことがあります。

手動アップロード

手動アップロードでは、28・56・112ピクセルを個別に用意します。

各サイズに合わせて線の太さ、目や口の形、文字、小物の大きさなどを調整でき、最小サイズでの視認性を高めやすくなります。

ただし、サイズごとの調整や書き出しが必要になるため、絵師の作業量が増えます。3サイズの個別調整が基本料金に含まれているとは限りません。

次の条件を踏まえて選びましょう。

  • 顔と表情だけのシンプルな構図か
  • 文字や小物が入るか
  • キャラクターの装飾が多いか
  • 28ピクセルで細部を調整したいか
  • 絵師がどの納品方法へ対応しているか
  • サイズ別調整に追加料金がかかるか
  • Twitch以外でも大きな画像を使う予定があるか

どちらが常に優れているというものではありません。絵師の制作方針、デザインの細かさ、文字の有無、予算から判断してください。

静止画スタンプとアニメーションスタンプの違い

比較項目 静止画スタンプ アニメーションスタンプ
ファイル形式 PNG GIF
制作工程 1枚のイラストを制作 イラストに加えて動き、速度、繰り返しを調整
表現できる内容 一つの表情や反応 表情の変化、手振り、揺れ、出現演出など
見やすさ 一瞬で意味を判断しやすい 複雑な動きは小さな表示で伝わりにくいことがある
料金を左右する要素 個数、構図、小物、文字、サイズ別調整 素材数、動き、フレーム、尺、GIFの書き出し
依頼先 スタンプ制作に対応する絵師 アニメーション対応の絵師、アニメーターなど
Twitch上の条件 標準スタンプ枠を確認 アニメーション用の枠を確認

静止画スタンプは、一つの表情や反応を1枚で伝えます。初めて依頼する場合は、スタンプ同士の役割や優先順位を整理しやすい形式です。

アニメーションスタンプでは、次のような指定も必要になります。

  • どの部分を動かすか
  • 表情をどう変化させるか
  • 動きの速さ
  • ループのつながり方
  • 最初と最後の状態
  • サムネイルにしたいフレーム
  • 揺れや点滅の強さ

イラストを描く人とアニメーションを付ける人が別になる場合もあります。静止画の料金にアニメーション制作まで含まれていると思い込まず、見積もりの内訳を確認してください。

最初は静止画で視聴者の反応を確認し、よく使われるスタンプを後からアニメーション化する方法もあります。その場合も、元の絵師が第三者による加工やアニメーション化を認めているか確認が必要です。

最初に何個・どのスタンプを作る?

Twitchスタンプを最初に何個依頼するかは、一律に決められません。

次の順番で考えてください。

  1. クリエイターダッシュボードで現在利用できるスロット数を確認する
  2. チャンネルで使われそうな反応を書き出す
  3. 最初に有効化するスタンプを決める
  4. 予算に余裕があれば、差し替え候補や追加候補を検討する

スロット数を超えて依頼しても、すべてを同時に有効化できるとは限りません。

Twitchでは、アップロードしたスタンプをライブラリーへ保存できます。スロットから外したスタンプも、削除しなければ後から再度割り当てられます。

最初の候補には、次のような反応があります。

  • あいさつ
  • 笑う
  • 盛り上がる・応援する
  • ありがとう・ハート
  • 驚く
  • 泣く
  • 困る
  • おやすみ
  • 配信内でよく使う言葉
  • チャンネル独自の出来事や内輪ネタ

これは固定の推奨セットではありません。

配信を始めたばかりで、コミュニティ独自の言葉がまだ生まれていない場合は、あいさつ、笑い、応援、感謝など、使う場面を想像しやすい反応から検討すると整理しやすくなります。

活動を続けた後は、チャットで実際に使われている言葉や反応を見て追加・差し替えできます。

小さくても見やすいTwitchスタンプのデザイン

28ピクセルで意味が分かる構図にする

Twitchスタンプは、最小28×28ピクセルで表示されることを前提にデザインします。

大きな制作画面では見えていた目、口、指、小物、髪飾りなども、28ピクセルへ縮小すると一つのかたまりに見えることがあります。

次の点を意識してください。

  • 顔や表情を大きく見せる
  • 輪郭やシルエットを単純にする
  • 目と口の形を分かりやすくする
  • 細すぎる線を避ける
  • 小物を増やしすぎない
  • 背景を透過する
  • 明暗差や色の違いを明確にする
  • 表情ごとの差を大きくする
  • キャラクターの特徴を一つか二つ残す
  • スタンプでは省略してよい装飾を決める
  • 明るい背景と暗い背景の両方で確認する

通常の一枚絵や立ち絵が得意な絵師でも、小サイズ向けの省略や線の調整を得意としているとは限りません。

ポートフォリオでは、大きく表示された完成画像だけでなく、実際のチャット表示に近いサイズでも見やすいか確認しましょう。

スタンプ向けのデフォルメ表現や絵師選びについては、SDキャラ・ミニキャラを依頼する方法|料金相場と絵師の選び方も参考になります。

文字入りスタンプの注意点

28ピクセルのスタンプに長い文章を入れると、縮小時に読めなくなることがあります。

文字入りにする場合は、次の点を確認してください。

  • 文字数を少なくする
  • 太く読みやすい文字を使う
  • 細い漢字を避ける
  • 顔と文字を詰め込みすぎない
  • 縮小時につぶれないか確認する
  • 誤字や送り仮名を確認する
  • 表情だけで意味が伝わらないか検討する
  • 使用する言葉がガイドラインへ抵触しないか確認する
  • Twitch全体で使われた場合の受け取られ方も考える

チャンネル内では意味が通じる内輪ネタでも、チャンネル外では背景や文脈が伝わらないことがあります。

サブスクライバースタンプは、チャンネル外でも使われる場合があります。そのため、チャンネル内の文脈だけではなく、Twitch全体でどのように受け取られるかも踏まえて審査されます。

スタンプコードも決めておく

Twitchでは、チャンネル固有のプレフィックスと、スタンプごとのコードを組み合わせて使用します。

たとえば、プレフィックスが「sample」、個別コードが「Love」の場合、スタンプ全体のコードは「sampleLove」のようになります。

依頼段階では、次のような仮コードを決めておくと管理しやすくなります。

  • Hi
  • Laugh
  • Hype
  • Thanks
  • Love
  • Cry
  • Sleep

コードは、配信者側で設定・管理します。

似た意味のコードを増やしすぎず、デザインとコードの意味を合わせてください。スタンプ画像だけでなく、コードもTwitchのガイドラインへ従う必要があります。

絵師に渡すキャラクター資料とスタンプ一覧

キャラクター資料に入れるもの

絵師がキャラクターの特徴を判断できるよう、次の情報をまとめます。

  • 全身または顔が分かるイラスト
  • 必要に応じた別角度の資料
  • 髪型と髪色
  • 目の色
  • 肌の色
  • 衣装
  • 耳、角、帽子、眼鏡などの特徴
  • チャンネルのイメージカラー
  • 必ず残してほしい特徴
  • スタンプでは省略してよい細部
  • 色を変えてほしくない部分
  • 表情によって変化する特徴

立ち絵しかない場合は、その画像をそのまま縮小してほしいと伝えるのではなく、「スタンプ用に顔を大きくし、装飾を省略してよい」といった方針も添えてください。

参考画像やキャラクター設定をどのように整理すればよいか分からない場合は、イラスト依頼の資料の作り方|絵師に伝わる参考画像と設定のまとめ方を参考にしてください。

キャラクター設定そのものがまだない場合は、スタンプ制作だけでなく、キャラクターデザインから対応できる絵師を探す必要があります。

キャラクターの外見が固まっていない場合の選択肢は、オリキャラを絵にしたい人へ|絵が描けなくても形にする方法で解説しています。

スタンプごとの指定を表にする

スタンプは、1点ずつ意味と表情を指定します。

仮の名前 意味 表情・ポーズ 文字 小物 優先度
Hello あいさつ 笑顔で片手を上げる なし なし 最初に作る
Hype 盛り上がる 目を輝かせて両手を上げる なし ペンライト 最初に作る
Thanks 感謝 目を閉じてハートを持つ ありがとう ハート 追加候補

上の表は資料の形式例であり、すべてのチャンネルに適した固定セットではありません。

各スタンプについて、次の項目を整理してください。

  • スタンプの意味
  • 表情
  • 顔の向き
  • 手や体のポーズ
  • 小物の有無
  • 文字の有無
  • 希望する色
  • 参考にしたい雰囲気
  • スタンプコードの候補
  • 静止画かアニメーションか
  • 最初に使うものか、追加候補か

「盛り上がる感じ」とだけ伝えるのではなく、「目を輝かせる」「口を大きく開ける」「両手を上げる」のように、表情と動作を分けて伝えると完成イメージを共有しやすくなります。

Twitchスタンプを依頼する絵師の探し方・選び方

Twitchスタンプを依頼できる絵師は、次の方法で探せます。

  • SNSで「Twitch スタンプ 依頼」「Twitch エモート 依頼」などと検索する
  • コミッションサイトでTwitchスタンプの出品を探す
  • 配信者が使用しているスタンプのクレジットを確認する
  • 絵師のポートフォリオでスタンプ制作実績を見る
  • 絵師ナビのインタビューやプロフィールを参考にする

依頼先を探す場所や検索方法は、絵師の探し方を初心者向けに解説|依頼したいイラストレーターの見つけ方で詳しく解説しています。

選ぶ際は、絵柄の好みだけでなく、次の項目を確認してください。

  • Twitchスタンプの制作実績
  • 28ピクセルでの見やすさ
  • キャラクターのデフォルメ表現
  • 表情の描き分け
  • セット全体の統一感
  • 文字入りスタンプへの対応
  • 静止画とアニメーションの対応範囲
  • 28・56・112ピクセルの個別納品に対応するか
  • 自動リサイズ用の大きな画像を納品するか
  • 背景透過に対応するか
  • 修正回数
  • Twitch以外での使用条件
  • 別のアニメーターへの共有を認めるか
  • 希望納期
  • 実績公開の条件
  • クレジット表記の条件

SDキャラが得意であっても、Twitchスタンプ用の小サイズ調整を行っているとは限りません。デフォルメの上手さに加え、実際のチャット表示に近い大きさで見やすいかを確認してください。

複数の候補から依頼先を比較する場合は、絵師の選び方|依頼で失敗しない比較ポイントを初心者向けに解説もあわせて確認してください。

Twitchスタンプを依頼するときに伝えること

絵師へ相談する際は、「Twitchで使うスタンプです」だけでなく、種類、画像仕様、利用範囲まで伝えます。

依頼内容チェックリスト

  • Twitchのカスタムスタンプに使用する
  • 収益化済みチャンネルで使用する
  • 現在利用できるスタンプ枠
  • サブスクライバー用かフォロワー用か
  • 静止画かアニメーションか
  • 依頼する個数
  • スタンプごとの意味
  • キャラクター資料
  • 表情とポーズ
  • 文字の有無
  • 小物の有無
  • 自動リサイズ用か手動アップロード用か
  • 希望する画像サイズ
  • PNGまたはGIF形式
  • 背景透過
  • サイズごとの書き出し
  • スタンプコードの候補
  • Discord、YouTube、SNSなどでも使うか
  • 配信サムネイルや宣伝画像へ使うか
  • グッズ化する可能性があるか
  • 希望納期
  • 予算
  • 修正回数
  • 実績公開の可否
  • クレジット表記
  • PSDなどの元データが必要か
  • 別の制作者へ渡す可能性
  • サイズ変更や加工の可否
  • キャンセル条件

依頼時点で決まっていない項目は、「相談したい」と書いて構いません。

ただし、自動リサイズ用の1枚納品と、28・56・112ピクセルの個別調整では作業量が変わります。見積もり後に仕様を変えると、追加料金や納期変更が発生する可能性があります。

スタンプに限らず、依頼時に必要な情報をまとめて確認したい場合は、イラスト依頼で伝えること12項目|チェックリストと例文付きも参考になります。

Twitchスタンプの依頼文テンプレート

はじめまして。
Twitchの収益化済みチャンネルで使用するカスタムスタンプについて、ご相談したくご連絡しました。

現在、静止画スタンプ3点の制作を検討しています。

キャラクター資料は用意しており、次の内容を希望しています。

1.笑顔で手を振っているスタンプ
2.大笑いしているスタンプ
3.ハートを持ち、感謝を表しているスタンプ

いずれも静止画で、背景を透過したPNG形式を希望しています。

納品方法については、Twitchの手動アップロードに使用するため、28×28、56×56、112×112ピクセルの3サイズを希望しています。サイズごとの個別調整が追加料金となる場合は、料金もご案内いただけますと幸いです。

キャラクター資料と、各スタンプの表情・ポーズをまとめた一覧をお送りします。

Twitch以外では、同じ画像をDiscordサーバーの絵文字とSNSでの告知画像にも使用したいと考えています。Discord用に別サイズの書き出しが必要な場合は、あわせて相談させてください。

希望納期は○月○日頃、予算は合計○円前後を想定しています。

現在、こちらの内容でご依頼を受け付けていらっしゃいますでしょうか。ご対応可能でしたら、資料の送付方法とお見積もりについてご案内いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

自動リサイズ用の画像1枚を依頼する場合は、3サイズ納品の部分を次のように変えます。

Twitchの自動リサイズを使用するため、112×112ピクセル以上の正方形PNGを1枚、背景透過で希望しています。推奨されている制作サイズがございましたら、ご案内ください。

絵師が専用フォームや依頼テンプレートを用意している場合は、絵師側の指定を優先してください。

最初の連絡での挨拶や確認事項を含めた書き方は、絵師に依頼するDMの送り方|コピペできる例文・必要項目でも解説しています。

Twitchスタンプの料金は何で決まる?

Twitchスタンプの料金は、画像が小さいかどうかだけでは決まりません。

28ピクセルでも表情が伝わるように線や細部を整理し、複数サイズを書き出す作業が必要になるためです。

イラスト制作に関する要素

  • 依頼する個数
  • キャラクターデザインの有無
  • 顔だけか、手や上半身まで描くか
  • 表情やポーズの複雑さ
  • 小物
  • 文字
  • 衣装や装飾
  • セット全体のデザイン

納品データに関する要素

  • 28・56・112ピクセルの個別調整
  • 自動リサイズ用の大きな画像
  • Twitch以外のサイズへの書き出し
  • PSDなど編集可能な元データ
  • 修正回数

アニメーションに関する要素

  • 動かす部分
  • 動きの複雑さ
  • フレーム数
  • アニメーション用の素材分け
  • ループの調整
  • サイズごとのGIF書き出し
  • 静止画サムネイルの制作

利用条件に関する要素

  • Twitch以外での使用
  • DiscordやYouTubeでの使用
  • SNSやWebサイトでの使用
  • 配信サムネイルへの使用
  • ステッカーやグッズへの使用
  • 実績非公開
  • 短納期
  • 著作権譲渡
  • 第三者による加工やアニメーション化

複数点をまとめたセット料金を用意している絵師もいますが、すべての絵師が単品合計より安く設定しているわけではありません。

静止画とアニメーションも同じ料金帯ではありません。料金表だけでは利用範囲やサイズ別調整が判断できない場合は、見積もりを依頼してください。

一般的な依頼料金と追加料金の考え方は、イラスト依頼の相場はいくら?用途別の料金目安と費用が変わる理由で確認できます。

依頼からアップロードまでの流れ

  1. Twitchのクリエイターダッシュボードを開く
  2. 利用できるスタンプの種類とスロット数を確認する
  3. 静止画かアニメーションか決める
  4. 作りたい反応を書き出す
  5. 優先順位を決める
  6. Twitch公式の最新画像仕様を確認する
  7. キャラクター資料とスタンプ一覧を作る
  8. Twitchスタンプの制作実績がある絵師を探す
  9. 絵師が指定する方法で相談する
  10. 見積もり、納期、修正条件、利用範囲を確認する
  11. 条件に合意し、指定された方法で支払う
  12. ラフを確認する
  13. 28ピクセル相当へ縮小して確認する
  14. 完成データを受け取る
  15. サイズ、形式、背景透過、容量などを確認する
  16. Twitchへアップロードし、スタンプコードを設定する
  17. 審査またはインスタントアップロードの結果を確認する
  18. 公開後に実際のチャットで見え方を確認する

イベント、新衣装公開、周年配信などで使う場合は、絵師の制作期間だけでなく、Twitchの審査時間も考慮してください。

審査にかかる日数は固定されておらず、Twitchの状況やアカウント資格によって異なります。公開日と同日にアップロードするのではなく、余裕を持って進めましょう。

初めて依頼する場合の全体的な手順は、イラスト依頼の方法|初めて絵師に頼む流れ・準備・注意点でも確認できます。

ラフ・納品データで確認すること

ラフ確認で見るポイント

ラフでは、絵柄の好みだけでなく、スタンプとして機能するかを確認します。

  • 表情の意味が一目で分かるか
  • ほかのスタンプと表情が似すぎていないか
  • キャラクターの特徴が残っているか
  • 顔、手、小物を詰め込みすぎていないか
  • 輪郭が分かりやすいか
  • 背景がなくても構図が成立するか
  • 明るい背景と暗い背景の両方で見えるか
  • 文字が読めるか
  • 28ピクセルへ縮小しても意味が分かるか
  • セット全体で線や色が統一されているか
  • Twitchのガイドラインへ抵触する要素がないか

ラフが大きく表示された状態で魅力的に見えても、28ピクセルでは目と口の違いが分からなくなることがあります。

確認用の画像を28×28ピクセルへ縮小し、実際のチャット欄に近い大きさで見てください。白、黒、グレーなど複数の背景に重ねると、輪郭や色の問題を見つけやすくなります。

絵師への修正の伝え方や確認範囲については、イラスト依頼のラフ確認で見るポイントは?修正の伝え方も解説も参考にしてください。

納品データのチェックリスト

  • 依頼した個数がそろっている
  • スタンプの意味と画像が一致している
  • 静止画はPNG、アニメーションはGIFになっている
  • 正方形になっている
  • 背景が透過されている
  • 指定したピクセル数になっている
  • ファイル容量が公式上限以内である
  • 手動アップロードでは3サイズがそろっている
  • 3サイズが同じデザインになっている
  • 28ピクセルでも内容が分かる
  • 文字に誤りがない
  • アニメーションが最大60フレーム以内である
  • 点滅や明滅が規定を超えていない
  • アニメーションの最初のフレームが適切である
  • ファイル名が分かりやすい
  • 元データが契約どおり含まれている
  • Twitch以外への使用範囲を確認できている
  • クレジット表記を確認できている
  • サイズ変更や加工の可否を確認できている
  • 実績公開の時期を確認できている

PSDなどの元データは、Twitchへアップロードするための必須データではありません。

将来の修正、別サイズへの展開、アニメーション化などを考えて希望する場合は、元データの料金と利用条件を確認してください。

Twitchへのアップロードと審査

クリエイターダッシュボードの「視聴者向け報酬」から「スタンプ」を開き、対象となるスタンプ枠を選びます。

アップロード方法には、主に次の違いがあります。

  • スロットへ直接アップロードする
  • スタンプライブラリーへ保存し、後からスロットへ割り当てる
  • 自動リサイズを使う
  • 自動リサイズをオフにして3サイズを手動でアップロードする
  • スタンプコードを設定する

スロットへ直接アップロードした場合は、そのスロットへ割り当てられます。

ライブラリーへ直接アップロードした場合は、空きスロットへ割り当てるまで視聴者向けに有効化されません。

原則としてTwitchの審査がある

通常、スタンプはTwitchの審査と承認を受けるまで使用できません。

審査待ちのスタンプは保留中として表示され、視聴者には公開されません。納品データをアップロードしただけで、すぐに使用開始できるわけではありません。

インスタントアップロードを使える場合

一定の条件を満たしたアフィリエイトとパートナーは、スタッフによる事前の手動審査を待たずにスタンプを公開できるインスタントアップロードを利用できます。

すべての収益化済みストリーマーが利用できる機能ではありません。自分に資格があるかどうかは、スタンプ管理画面と最新の公式ガイドを確認してください。

インスタントアップロードで公開できたスタンプも、ガイドライン違反が確認されれば、後から削除される場合があります。

却下された場合

スタンプが承認されなかった場合は、Twitchから通知された一般的な理由を確認します。

内容を修正して再提出するか、別のデザインへ変更してください。絵師へ修正を依頼する可能性があるため、審査で却下された場合の修正が、料金や修正回数へ含まれるかも事前に確認しておくとよいでしょう。

審査はTwitchが行うため、絵師が通過を保証することはできません。

Twitchのガイドラインと第三者の権利

Twitchスタンプは、Twitchのコミュニティガイドラインとスタンプに関するガイドラインへ従う必要があります。

スタンプの画像だけでなく、コードもガイドラインの対象です。

特に次のような内容に注意してください。

  • 性的または露骨な表現
  • 差別的な表現
  • ヘイトや嫌がらせ
  • 薬物に関する不適切な表現
  • 暴力や脅迫を含む表現
  • Twitchのブランド素材の不適切な使用
  • 著作権や商標権の侵害
  • パブリシティー権やプライバシー権の侵害
  • 第三者になりすますようなデザイン

サブスクライバースタンプは、チャンネル外でも使われる場合があります。そのため、チャンネル内の文脈だけではなく、Twitch全体でどのように受け取られるかも踏まえて審査されます。

他作品のキャラクターやミームを使う場合の注意

ゲーム、アニメ、映画などのキャラクターを、権利者の許可なく自分のチャンネルスタンプに使用することは避けてください。

また、次のような使い方にも注意が必要です。

  • 他チャンネルのスタンプをそのまままねる
  • 有名なスタンプの構図や表情をほぼ同じ形で作る
  • インターネット上のミーム画像を、権利確認せず使う
  • 有名人の顔を許可なくスタンプにする
  • ゲーム会社やTwitchのロゴを不適切に使用する

自分の配信内で生まれた言葉や出来事を使う場合も、第三者の作品、人物、商標などが含まれていないか確認してください。

一度承認されたスタンプでも、ガイドラインの更新や違反の確認により、後から削除される場合があります。

Twitch以外でもスタンプを使いたい場合

Twitch用として依頼したスタンプを、次の用途へ使いたい場合があります。

  • Discordサーバーの絵文字
  • YouTubeのメンバーシップ用絵文字
  • SNS投稿
  • 配信サムネイル
  • Webサイト
  • ステッカーやグッズ
  • 宣伝画像

ただし、Twitch用として依頼しただけでは、ほかのサービスでも自由に使えるとは限りません。

サービスごとに画像仕様が異なる

Twitchの28・56・112ピクセルが、DiscordやYouTubeの仕様へそのまま合うとは限りません。

ほかのサービスでも使用する場合は、依頼時に次の点を伝えてください。

  • 使用するサービス名
  • 静止画かアニメーションか
  • 必要なピクセル数
  • 必要なファイル形式
  • 画像の容量上限
  • 別サイズへの書き出しを依頼するか
  • 自分でサイズ変更してよいか

グッズ利用は別の用途として伝える

ステッカーやアクリルグッズへの使用は、チャット用スタンプとは異なる利用です。

Twitch用の小さな画像だけでは、印刷時に解像度が不足する場合があります。

グッズ化する可能性がある場合は、次の内容を依頼時に確認してください。

  • グッズへ使用してよいか
  • 販売するか、無料配布するか
  • 印刷用の大きなデータを納品できるか
  • グッズ利用に追加料金がかかるか
  • クレジットをどのように扱うか

Twitchスタンプの著作権とクレジット

制作費を支払っても著作権が自動的に移るとは限らない

イラストの制作費を支払っただけで、著作権が自動的に依頼者へ移るわけではありません。

Twitchスタンプの依頼では、著作権譲渡を受けなくても、必要な用途について利用許諾を得る方法があります。

たとえば、次の用途です。

  • Twitchのサブスクライバースタンプとして使う
  • Twitchのフォロワースタンプとして使う
  • 収益化済みチャンネルで使う
  • DiscordやYouTubeで使う
  • SNSやWebサイトへ掲載する

加工の範囲を確認する

次の行為を行う可能性がある場合は、許可される範囲を確認してください。

  • サイズを変更する
  • トリミングする
  • 文字を加える・変更する
  • 色を変更する
  • アニメーション化する
  • 別の絵師やアニメーターへデータを渡す
  • DiscordやYouTubeへ転用する
  • SNSやWebサイトへ掲載する
  • グッズへ使用する

文化庁の著作権契約書作成支援システムでも、イラストの依頼内容、納入形式、著作権の帰属、利用目的、氏名表示、改変・編集の可否などを分けて設定する形式が用意されています。

また、著作権譲渡と著作者人格権は同じものではありません。個別案件の扱いは契約内容によって異なるため、依頼先の規約と、双方で合意した条件を確認してください。

イラスト依頼における著作権、商用利用、二次利用の基本は、イラスト依頼の著作権は誰のもの?商用利用・二次利用・著作権譲渡を解説で詳しく扱っています。

絵師のクレジットとアーティスト帰属

クレジット表記が必要かどうかは、依頼先の規約や契約によって異なります。

次のうち、どの情報を掲載するか確認してください。

  • 絵師の活動名
  • Twitchアカウント
  • XやInstagramなどのSNSアカウント
  • ポートフォリオやWebサイト
  • 表記する場所
  • リンクを付けるか

Twitchには、スタンプを制作したアーティストのTwitchユーザー名を表示する作成者表記機能があります。

また、チャンネルのスタンプ、オーバーレイ、アバターなどへ貢献した最大5人のアーティストに、チャンネル内で表示されるアーティストバッジを付与できます。

ただし、Twitch上で作成者表記を設定したからといって、SNSやWebサイトでのクレジット条件がなくなるとは限りません。Twitch外の表記についても、依頼時の条件を確認してください。

Twitchスタンプ依頼で避けたいこと

依頼前には、次のような認識違いに注意してください。

  • スロット数を確認せず、多数のスタンプを発注する
  • 自動リサイズか手動アップロードか決めずに依頼する
  • 28ピクセルでの見え方を確認しない
  • 通常の立ち絵をそのまま縮小すればスタンプになると思う
  • 意味の似たスタンプばかりを依頼する
  • 長い文章や細かな装飾を詰め込む
  • 静止画とアニメーションを同じ制作工程として扱う
  • Twitch以外で使う予定を伝えない
  • 絵師の許可なくアニメーション化や転用を行う
  • Twitch用の小さなデータをそのままグッズ印刷に使う
  • ゲームやアニメのキャラクターを権利確認せず使用する
  • 他チャンネルのスタンプをそのまままねる
  • 審査通過を絵師に保証してもらおうとする
  • 公開日と同日にアップロードする

これらは、審査の遅れ、見えにくいデザイン、利用範囲の認識違いにつながります。

依頼前にスロット数、アップロード方法、最小サイズでの見え方、利用予定を整理しておきましょう。

Twitchスタンプを依頼する絵師を絵師ナビで探すときは

Twitchスタンプを依頼するときは、通常の一枚絵だけでなく、次の制作実績も確認してください。

  • SDキャラやミニキャラ
  • 表情差分
  • 小サイズのスタンプ
  • 文字入りスタンプ
  • 複数点のセット制作
  • アニメーションスタンプ

キャラクターの特徴を残しながら、髪飾りや衣装などの細部を省略できるかも判断材料になります。

また、静止画スタンプとアニメーションスタンプでは、対応できる制作者が異なる場合があります。静止画を描いた絵師がアニメーションまで担当するのか、別のアニメーターが必要なのかも確認してください。

絵師ナビでは、イラストレーターの作品、制作への考え方、得意分野をインタビューやプロフィールで紹介しています。

ただし、掲載されているすべての絵師が、Twitchスタンプやアニメーション制作を受け付けているわけではありません。実際の受付内容、料金、納期、利用条件は、各制作者の最新情報を確認してください。

Twitchスタンプについてよくある質問

アフィリエイトでなくてもスタンプを使えますか?

収益化ツールへのオンボーディングを完了した対象ストリーマーであれば、アフィリエイト・パートナー以外でもサブスクライバー向けスタンプを利用できます。

ただし、自分のチャンネルスタンプを自チャンネル外で使えないなどの機能差があります。フォロワースタンプやインスタントアップロードも別の条件です。

自分が使えるスタンプ数はどこで確認できますか?

クリエイターダッシュボードの「視聴者向け報酬」から「スタンプ」を開きます。

現在のスロット、空き枠、スタンプの種類、次の解放条件などを確認してください。

最初は何個依頼すればよいですか?

固定の推奨数はありません。

現在利用できるスロット数を確認し、チャットで使う場面を想像できる反応から選んでください。最初からすべての枠を埋める必要はありません。

28・56・112ピクセルはすべて必要ですか?

手動アップロードを選ぶ場合は、3サイズすべてが必要です。

自動リサイズを選ぶ場合は、112×112~4096×4096ピクセルの正方形画像1枚を使用します。

Twitchスタンプに文字を入れられますか?

文字入りスタンプも作れます。

ただし、28ピクセルでは長い文章や細い漢字が読みにくくなります。文字数を抑え、縮小表示で確認してください。

通常の立ち絵をスタンプにできますか?

立ち絵はキャラクター資料として使えますが、そのまま縮小するだけでは見えにくくなる場合があります。

顔を大きくし、装飾を省略するなど、スタンプ向けに再構成してください。

アニメーションスタンプは誰に依頼しますか?

アニメーション制作まで対応している絵師であれば、一人へまとめて依頼できる場合があります。

対応していない場合は、静止画を絵師へ、アニメーションを別の制作者へ依頼します。その際は、第三者へのデータ共有や加工の許可を確認してください。

納品されたらすぐ使えますか?

通常は、Twitchの審査を通過するまで視聴者が使用できません。

条件を満たしたアフィリエイト・パートナーはインスタントアップロードを利用できる場合があります。却下された場合は通知された理由を確認し、修正して再提出します。

Twitch用スタンプをDiscordでも使えますか?

絵師からDiscordでの使用許諾を得ており、Discordの画像仕様を満たしていれば使用できます。

Twitchで使う許可だけでは、Discordでも使えるとは限りません。

スタンプの著作権は依頼者のものになりますか?

制作費を支払っただけでは、著作権が依頼者へ自動的に移るわけではありません。

著作権を絵師に残したまま、TwitchやDiscordなど必要な用途について利用許諾を得る方法もあります。

SKIMAを初めて利用する方へ

SKIMAでは、Twitchで使用するスタンプやエモートを制作しているクリエイターを探せます。

絵師ナビの招待リンクから新規会員登録すると、3,000円以上の決済で使える1,000円分のクーポンを受け取れます。クーポンの有効期限は取得日から30日間です。

1,000円クーポンを受け取ってSKIMAでTwitchスタンプを依頼する

※招待リンクを開いた端末・ブラウザと同じ環境で会員登録を完了してください。招待特典の内容や条件は変更される場合があるため、登録時にSKIMA公式サイトで最新情報をご確認ください。

※この招待リンクを経由して所定の条件を満たした場合、絵師ナビにもSKIMA内の紹介特典が付与されます。絵師ナビはSKIMAの公式運営・関係者ではありません。

まとめ

Twitchスタンプを絵師へ依頼する前に、まずクリエイターダッシュボードを開き、自分の収益化状態、利用できるスタンプの種類、現在のスロット数を確認してください。

Twitchでは現在、アフィリエイト・パートナー以外でも、収益化ツールへのオンボーディングを完了した対象ストリーマーがスタンプを利用できます。ただし、チャンネル外での利用範囲、フォロワースタンプ、アニメーション枠、インスタントアップロードなどには機能差があります。

最初から大量に依頼する必要はありません。あいさつ、笑い、応援、感謝など、使用する場面を想像しやすい反応から検討し、活動後に視聴者の使い方を見ながら追加・差し替えできます。

依頼内容を決める際は、次の点を整理しましょう。

  • 28ピクセルでも表情や意味が分かるデザインにする
  • 自動リサイズ用の1枚納品か、28・56・112ピクセルの3サイズ納品かを決める
  • 静止画とアニメーションを分けて考える
  • キャラクター資料とスタンプごとの指定表を用意する
  • Twitch以外で使用する予定を伝える
  • サイズ変更、文字入れ、アニメーション化などの許可を確認する
  • 納品後に形式、容量、透過、最小サイズでの見え方を確認する
  • Twitchの審査期間を見込み、早めにアップロードする
  • Twitchのガイドラインと第三者の権利を確認する
  • 著作権譲渡と利用許諾を区別する

絵師へ相談するときは、「Twitchで使うスタンプを作りたい」という用途だけでなく、個数、静止画かアニメーションか、アップロード方法、利用するサービス、納期、予算まで伝えてください。