アクスタ・アクキー用イラストを依頼する方法|サイズ・データ・相場を解説

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自分でイラストを描けなくても、アクスタ・アクキー用のイラストは絵師へ依頼できます。

ただし、絵師へイラストを頼んだだけで完成品が届くとは限りません。「イラスト制作」「入稿データ制作」「グッズ製造」は別の工程であり、誰がどこまで担当するかを依頼前に決める必要があります。

この記事では、依頼前の準備、サイズや構図、入稿データ、料金、グッズ化や販売許諾の注意点を解説します。

  1. アクスタ・アクキー用イラストとは?
  2. グッズ完成までには3つの工程がある
  3. 絵師へ頼む前に印刷会社と商品を決める
  4. イラストだけ頼む?入稿データまで頼む?
    1. イラストだけを絵師へ依頼する
    2. 絵師へ入稿データまで依頼する
    3. 別のデザイナーや印刷会社へ入稿データを頼む
  5. アクスタ・アクキーのサイズと構図の決め方
  6. 透過PNG・カットパス・白押さえとは?
    1. 透過PNG
    2. カットパス
    3. 白押さえ・白版
  7. 絵師へ依頼するときに伝えること
    1. アクスタ用イラストの依頼例
  8. アクスタ・アクキー用イラストの料金は何で決まる?
  9. 個人用・配布・販売で利用条件はどう変わる?
    1. 個人用
    2. 無料配布・プレゼント
    3. 有料頒布・販売
    4. 二次創作キャラクターで作る場合
  10. 依頼からグッズ完成までの流れとよくある失敗
    1. 依頼から完成までの流れ
    2. よくある失敗
  11. アクスタ・アクキー用イラスト依頼のよくある質問
    1. 絵が描けなくてもアクスタやアクキーを作れますか?
    2. 絵師へ依頼すれば完成したグッズが届きますか?
    3. 透過PNGだけでアクスタ・アクキーを作れますか?
    4. 解像度は350dpiで依頼すればよいですか?
    5. アクスタは全身イラストでなければ作れませんか?
    6. 個人用なら絵師に無断でグッズ化できますか?
    7. 後から販売や再販をしてもよいですか?
    8. 二次創作キャラクターのアクスタを1個だけ作れますか?
  12. まとめ

アクスタ・アクキー用イラストとは?

アクスタは、イラストを印刷したアクリルパーツを台座へ差し込み、卓上などに飾るグッズです。アクキーは、アクリルパーツに穴を設け、ナスカンやボールチェーンなどの金具を付けて持ち運ぶグッズです。

項目 アクスタ アクキー
主な用途 机や棚に立てて飾る バッグやポーチなどに付ける
構造上の要素 本体、差し込み部分、台座 本体、金具を付ける穴
選ばれやすい構図 全身、SDキャラ、腰上など SDキャラ、全身、顔まわり、モチーフなど
構図上の注意 台座との接続や立たせたときのバランス 穴や金具が髪・装飾・顔に干渉しないか

アクスタは全身、アクキーはSDキャラに限定されません。用途や見せたい部分に合わせて構図を選びます。

グッズ完成までには3つの工程がある

アクスタやアクキーの制作では、次の3工程を分けて考えることが重要です。

工程 主な作業 担当者の例
イラスト制作 キャラクター、表情、衣装、ポーズ、小物を描く 絵師
入稿データ制作 テンプレートへの配置、カットパス、白押さえ、穴位置、台座などを整える 絵師、デザイナー、依頼者、印刷会社
グッズ製造 印刷、アクリル加工、金具や台座の取り付け、梱包、発送 印刷会社・グッズ制作サービス

「グッズ用イラストに対応」と書かれていても、入稿データの作成や印刷会社への注文まで含まれるとは限りません。納品物がイラストだけか、入稿可能なデータまで含むかを確認してください。一般的な流れは、イラスト依頼の方法でも解説しています。

絵師へ頼む前に印刷会社と商品を決める

絵師を探す前に、可能であれば利用する印刷会社と商品を決めておきましょう。アクリルグッズは、会社や商品によって入稿条件が異なるためです。

  • 選べる仕上がりサイズ
  • テンプレートと対応ファイル形式
  • 推奨解像度とRGB・CMYKの扱い
  • カットパスや白押さえを誰が作るか
  • 穴位置、台座、差し込み部分の仕様
  • 片面・両面印刷への対応
  • シミュレーターやデータ制作サポートの有無

透過PNGを使うシミュレーターがある一方、PSDやAIの専用テンプレートへ白版やカットラインを分けて配置する商品もあります。印刷会社が未定のまま依頼すると、完成後にサイズや形式が合わない可能性があります。

依頼前には、少なくとも次を決めて、商品ページやテンプレートを絵師へ共有してください。

  • アクスタかアクキーか
  • 印刷会社と商品名
  • 希望する仕上がりサイズ
  • 片面印刷か両面印刷か
  • 注文予定数
  • 入稿予定日

イラストだけ頼む?入稿データまで頼む?

アクスタ・アクキー用イラストの依頼方法は、大きく3つに分けられます。

イラストだけを絵師へ依頼する

絵師から背景透過PNGなどのイラストを受け取り、依頼者がシミュレーターへ配置したり、印刷会社へデータ制作を頼んだりする方法です。

透過PNGだけで、すべての商品へ入稿できるわけではありません。白押さえ、独自のカット形状、両面印刷などでは、PSDやAIが必要になる場合があります。

絵師へ入稿データまで依頼する

イラスト制作に加えて、指定した印刷会社のテンプレートへの配置、カットパス、白押さえ、穴位置、台座データなども作ってもらう方法です。

グッズ制作の経験がある絵師でも、すべての印刷会社へ対応できるとは限りません。次を確認してください。

  • 指定した印刷会社と商品へ対応できるか
  • カットパスと白押さえを作成できるか
  • 穴位置や台座のデータも含まれるか
  • 入稿後に不備が見つかった場合、修正を頼めるか
  • 印刷会社への入稿作業は誰が行うか

PSDで納品できることと、そのまま印刷会社へ送れる完全な入稿データを作れることは同じではありません。

別のデザイナーや印刷会社へ入稿データを頼む

絵師にはイラストだけを依頼し、カットパスや白押さえ、テンプレートへの配置は別のデザイナーや印刷会社へ任せる方法もあります。

第三者による切り抜きや配置調整が可能か、絵師へ確認しておきましょう。

グッズ制作サービスによっては、完成したイラスト画像からカットラインや白版などの入稿用データ作成をサポートしている場合があります。たとえば、アクスタ屋の「画像データ入稿」では、画像からカットパスや白押さえを作成するサービスが案内されています。イラストレーターへ入稿データ制作まで依頼する前に、利用予定の印刷会社・グッズ制作サービスがどこまで対応しているか確認しておくと、依頼範囲を整理しやすくなります。

アクスタ・アクキーのサイズと構図の決め方

商品の「70mm」「100mm」などは、完成品が収まる範囲を示すことがあり、キャンバスやテンプレート全体のサイズと同じとは限りません。数値だけでなく、商品ページとテンプレートを共有してください。

構図 向いている見せ方 依頼時の注意点
全身 衣装や立ち姿を見せるアクスタ 足元、差し込み部分、細い髪や小物の強度
SDキャラ 小さめのアクキー、かわいさを強調したグッズ 顔や表情を大きくし、細部を詰め込みすぎない
腰上・バストアップ 顔と上半身を目立たせるグッズ 下端をどの形で切るか、背景や枠を付けるか
顔・モチーフ中心 小型アクキー、ネームプレート風デザイン 髪や装飾と穴位置が重ならないか

小さな商品では、細い髪、指、武器などが折れやすい形になる場合があります。フチ、構図、商品サイズの調整を相談してください。

SDキャラを使いたい場合は、SDキャラ・ミニキャラを依頼する方法も参考になります。

透過PNG・カットパス・白押さえとは?

透過PNG

背景部分が透明になっているPNG画像です。キャラクターの周囲に白い背景が残らないため、シミュレーターへの配置やカットラインの作成に使いやすい形式です。

ただし、透過PNGだけで白押さえや穴位置を細かく指定できるとは限りません。利用する商品の入稿条件を確認してください。

カットパス

アクリル板をどの形に切るか示す線やパスです。「カットライン」と呼ばれることもあります。

鋭すぎる部分や細すぎる部分を避け、加工しやすい形に整えることがあります。必要なフチは商品ごとに異なります。

白押さえ・白版

透明なアクリルへカラーを印刷する前に、下地として白インクを印刷する範囲です。「白引き」「ホワイト版」などと呼ばれる場合もあります。

白押さえがある部分は色が見えやすく、付けない部分は透明感を生かせます。半透明表現がある場合は、仕上がり見本を確認しましょう。

必要な画像サイズ、解像度、納品形式の考え方は、イラスト依頼のサイズ・解像度・納品形式でも解説しています。ただし、最終的には利用する印刷会社の最新テンプレートを優先してください。

絵師へ依頼するときに伝えること

アクスタ・アクキー用イラストでは、キャラクターの見た目だけでなく、商品仕様と利用方法も伝えます。

  • アクスタ用かアクキー用か
  • キャラクターの設定や外見資料
  • 印刷会社、商品名、商品ページ
  • 希望する仕上がりサイズ
  • 全身、SDキャラ、腰上などの描写範囲
  • 表情、ポーズ、衣装、小物
  • 片面印刷か両面印刷か
  • 裏面用イラストの有無
  • 希望する納品形式
  • 入稿データ制作が必要か
  • 個人用、無料配布、有料頒布、販売のどれか
  • 製造予定数、販売場所、再販予定
  • 希望納期と予算

販売予定がある場合は、製造数、販売場所、価格帯、再販の可能性まで共有します。

依頼内容の整理には、イラスト依頼で伝えること12項目も利用できます。

アクスタ用イラストの依頼例

はじめまして、〇〇と申します。
オリジナルキャラクターのアクリルスタンドに使用するイラストをお願いしたく、ご連絡しました。

【依頼内容】
・用途:個人観賞用のアクリルスタンド
・印刷会社、商品:〇〇社の〇〇
・商品ページ:〇〇
・仕上がりサイズ:100×100mm以内
・希望構図:キャラクター1名、全身、正面向き
・表情、ポーズ:笑顔で片手を振っている姿
・衣装、資料:添付資料の衣装
・印刷:片面
・希望納品形式:背景透過PNG
・入稿データ:カットパス、白押さえを含めて依頼できるか相談希望
・製造数:1個
・販売、配布:なし
・希望納期:〇月〇日
・予算:〇円前後

上記内容で対応可能でしたら、料金と制作期間をご教示いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

実際に送るときは、相手の料金表や受付方法に合わせて内容を調整してください。連絡文の基本は、絵師に依頼するDMの送り方で解説しています。

アクスタ・アクキー用イラストの料金は何で決まる?

アクスタ・アクキーを作る予算は、イラスト料金と製造費を分けて考えます。

  • イラスト制作費
  • 入稿データ制作費
  • グッズ化・商用利用に関する追加料金
  • 印刷会社へ支払う製造費
  • 送料、試作品、再入稿などの費用

イラスト料金は、描写範囲、キャラクターの人数、衣装や小物の複雑さ、表裏のイラスト、入稿データの有無、利用目的、納期などで変わります。

公開プランでは、SDキャラ1体を数千円台から受け付ける例がある一方、全身、複雑な衣装、両面用イラスト、販売利用、入稿データ制作を加えると数万円以上になる例もあります。固定相場ではありません。

グッズ利用が基本料金に含まれるか、個人用と販売用で料金が分かれるかも確認してください。一般的な費用は、イラスト依頼の相場でも解説しています。

個人用・配布・販売で利用条件はどう変わる?

絵師へ制作料金を支払っても、イラストの著作権が自動的に依頼者へ移るわけではありません。依頼者は、絵師と合意した利用範囲でイラストを使用します。

個人用

自分の部屋に飾る、持ち歩くなど、完成品を第三者へ配布・販売しない用途です。

別の目的で依頼したイラストを、確認せずグッズへ流用してよいとは限りません。「自分用のアクスタを1個作る」など、用途を伝えて許可を確認してください。

無料配布・プレゼント

友人やイベント参加者へ無料で渡す場合です。金銭を受け取らなくても、複数個の製造や第三者への配布は個人観賞とは異なります。配布数、配布先、使用するイベントなどを伝えます。

有料頒布・販売

イベント、通販、店舗、会員特典などで販売・提供する場合です。販売数、販売場所、販売期間、再販予定を伝え、追加料金やクレジット表記の条件を確認します。

個人用から販売へ変更する場合は、改めて絵師へ相談してください。

著作権、商用利用、二次利用の違いは、イラスト依頼の著作権は誰のもの?で詳しく解説しています。

二次創作キャラクターで作る場合

アニメ、漫画、ゲーム、VTuberなど、第三者が権利を持つキャラクターのグッズは、依頼した絵師の許可だけで制作・販売できるとは限りません。

権利者が公開している二次創作ガイドラインを確認し、次の点を調べてください。

  • 二次創作グッズの製造が認められているか
  • 第三者の絵師への有償依頼が認められているか
  • 個人用と頒布用で条件が分かれているか
  • 製造数や売上に上限があるか
  • 販売場所や販売方法に指定があるか
  • 公式ロゴ、画像、素材の使用が禁止されていないか
  • 必要な権利表記があるか

「1個だけ」「少部数」「非営利」という理由だけでは判断できません。ガイドラインがない場合も、許可されているとは決めつけないでください。

依頼からグッズ完成までの流れとよくある失敗

依頼から完成までの流れ

  1. 用途を決める
    アクスタかアクキーか、個人用・配布用・販売用かを整理します。
  2. 印刷会社と商品を選ぶ
    サイズ、テンプレート、形式、納期、サポートを確認します。
  3. 絵師を探す
    作風と、希望に近いグッズ用イラストの制作例を確認します。
  4. 担当範囲を確認する
    イラストのみか、入稿データまで含むかを聞きます。
  5. 見積もりと条件を決める
    料金、納期、修正、形式、利用範囲、再販条件を確認します。
  6. ラフを確認する
    表情やポーズに加え、穴、台座、細いパーツも見ます。
  7. 納品データを確認する
    透過、サイズ、形式、表裏、レイヤーを確認します。
  8. 入稿する
    データチェックを受け、不備があれば修正・再入稿します。
  9. 製造・納品を待つ
    必要に応じて、本製造前に試作品を作ります。

イベントで使う場合は、印刷会社の入稿締め切りから逆算し、修正・再入稿・配送の予備日を設けます。

ラフ段階で確認する項目は、イラスト依頼のラフ確認で見るポイントにもまとめています。

よくある失敗

  • 印刷会社を決めずに依頼する
    完成後にテンプレートへ収まらず、サイズや構図の修正が必要になる場合があります。
  • 透過PNGならどこでも入稿できると思う
    白押さえやカットパスを指定する商品では、PSDやAIなどが必要になる場合があります。
  • 絵師が入稿データも作ると思い込む
    グッズ用イラストに対応していても、納品物がイラストだけの場合があります。
  • 穴や台座を考えずに構図を決める
    金具が髪や顔に重なったり、差し込み部分で足元が隠れたりします。
  • 個人用として依頼した絵を販売する
    利用目的を変更すると、追加の許可や料金が必要になる場合があります。
  • 製造費だけを予算に入れる
    イラスト、入稿データ、利用許諾、送料、試作品などの費用が別に発生します。
  • 完成希望日の直前に依頼する
    イラスト完成後にもデータチェック、再入稿、製造、配送が必要です。

アクスタ・アクキー用イラスト依頼のよくある質問

絵が描けなくてもアクスタやアクキーを作れますか?

作れます。絵師へイラストを依頼し、入稿データは絵師、別のデザイナー、印刷会社のいずれかへ相談できます。

絵師へ依頼すれば完成したグッズが届きますか?

依頼先によって異なります。イラストのみか、入稿・製造・発送まで含むかを確認してください。

透過PNGだけでアクスタ・アクキーを作れますか?

使える商品もありますが、白押さえ、カットパス、両面印刷などではPSDやAIが必要になる場合があります。

解像度は350dpiで依頼すればよいですか?

推奨解像度は印刷会社や商品によって異なります。300dpiのテンプレートを使うサービスもあるため、利用する商品の公式仕様を確認してください。

アクスタは全身イラストでなければ作れませんか?

SDキャラ、腰上、バストアップなどでも作れます。台座と完成時のバランスを考えて選びます。

個人用なら絵師に無断でグッズ化できますか?

個人用でも、依頼時に合意した利用範囲を超えるグッズ化は避けてください。何を何個作るのかを伝え、許可を確認します。

後から販売や再販をしてもよいですか?

最初の許可が個人用や特定数量に限定されている場合は、追加の許可が必要です。販売場所、数量、再販予定を伝えて相談してください。

二次創作キャラクターのアクスタを1個だけ作れますか?

少部数であることだけでは判断できません。権利者の二次創作ガイドラインで、有償依頼やグッズ製造が認められているか確認してください。

SKIMAを初めて利用する方へ

SKIMAでは、アクスタやアクキーなどのグッズ制作に使用するイラストをクリエイターへ依頼できます。

絵師ナビの招待リンクから新規会員登録すると、3,000円以上の決済で使える1,000円分のクーポンを受け取れます。クーポンの有効期限は取得日から30日間です。

1,000円クーポンを受け取ってSKIMAでグッズ用イラストを依頼する

※招待リンクを開いた端末・ブラウザと同じ環境で会員登録を完了してください。招待特典の内容や条件は変更される場合があるため、登録時にSKIMA公式サイトで最新情報をご確認ください。

※この招待リンクを経由して所定の条件を満たした場合、絵師ナビにもSKIMA内の紹介特典が付与されます。絵師ナビはSKIMAの公式運営・関係者ではありません。

まとめ

アクスタ・アクキー用イラストを依頼するときは、最初に印刷会社と商品を決め、絵師が担当する範囲を確認します。

特に重要なのは、次の3工程を分けることです。

  • イラスト制作
  • 入稿データ制作
  • グッズ製造

透過PNG、カットパス、白押さえ、穴位置、台座、解像度、カラーモードなどの条件は商品ごとに異なります。最新テンプレートを基準にしてください。

用途、製造数、販売場所、再販予定を伝え、利用許諾と担当範囲を確認してから進めましょう。